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メル・B、DV被害者の支援活動で名誉博士号

アーティスト BANG Showbiz

メル・B

メル・B(49)がドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者への支援活動が認められ名誉博士号を授与された。元スパイス・ガールズのメンバーで、女性や子供へのDV撲滅を目指すチャリティ団体ウィメンズ・エイドのパトロンを務めるメル、リーズ・ベケット大学からの名誉に喜びの言葉を発表している。

2016年に離婚した2番目の夫ステファン・べラフォンテから10年間の結婚生活中に虐待を受けたとされているメル、今回の名誉についてザ・サン紙にこう語った。「今年初めにリーズ・ベケットでトラウマ・インフォームド・ケアを修了したの。博士号を授与されるって聞いて、信じられないほど光栄だった」「稼ぎも欲しかったし、結婚を終えてから友人や家族に大学へ行きたいと言っていたけど皆真剣には受け止めてくれなかったと思う」「でもこの機会を得て、現実になった」

名誉博士号を今月受け取る予定のメルだが大学で勉強していることをスパイス・ガールズのメンバーにも秘密にしていたという。「彼女たちには勉強していることを言わなかったしびっくりしているでしょうね。ママにも言っていなかった」

また大学の講義の出席は緊張したものの、人目を気にせず勉強できることを楽しんだそうで、「クラスの仲間意識が大好きだった。最後の方を除けば、自分が誰か話題になることもなかったしね」「ある人が私のところに来て、「君だと思ったけど、まさかと思っていた。そっくりな別人だって思っていたよ」って言われたわ」「スパイス・ガールズとしてウェンブリー・スタジアムでやったこともあるけど、1日目のクラスルームの方が緊張した。クラスの全員が本当に頭良さそうでね」と続けた。

過去の交際相手らとの間に3人の子供を持つメル、今回の称号がウィメンズ・エイドの活動に役立つことを期待しているとして、「私は常に感情的なレベルで虐待を理解していたし、心から語ることができた。けど今は理論、知識、専門用語も持っている。もっと頑張りたいわ」と意気込みを語ってもいた。

一方元夫のステファンはメルへの虐待を繰り返し否定しており、元妻へ名誉毀損の訴訟を起こしている。

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