さだまさし、音楽活動半世紀突破を記念して「さだまさし展」開幕 初日セレモニーで1日店長就任

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撮影:YUSUKE TAKAMURA

昨年デビュー50周年を迎えたさだまさし。そんなさだの足跡とこれからに出会う展覧会「~出会い、笑顔、旅のまにまに~さだまさし展」が、昨日7月10日に東京・日本橋三越本店で開幕を迎え、初日セレモニーとして同店で行われた1日店長就任式にさだ本人が登壇。多くの来店客に見守られる中、恒例の爆笑トークで自身の半世紀展のスタートに華を添えた。

初日に行われた1日店長就任式に登壇したさだは「こんにちは、歩くお中元です!」と三越ののし袋がプリントされたシャツ姿で登場し「三越本店に行くんだったら、ってスタッフが勝手に三越の風呂敷でこれ作っちゃったの。だから1点ものです!」と説明。その後一緒に登壇した日本橋三越本店・丸井店長から三越法被を譲り受けて羽織ると、まさに三越一色のさだまさしに。

「三越なのに丸井店長っておかしいでしょ?そんな丸井店長とは伊勢丹時代から20年来の知り合い。今年僕は(デビュー)51年目、三越本店は351年目。僕の方が300年遅れてるんですけどね~。三越さんとは他にもご縁があって、以前借金を背負った映画を製作した際に通訳についてくれた(中国の)方が日本に滞在中に三越さんで聞いた店内アナウンスのきれいな日本語に憧れて(日本語を学んで)通訳になったんだそうだ」といったエピソードも披露。

また、今回の展示物の中で思い入れのあるものは?と聞かれ、「(7階には)3歳で初めて買ってもらったバイオリンが飾ってあるんですよ。そこから数えたら音楽生活70周年なんですよ~。あとは憧れの加山雄三さんが僕の為に書いてくれた肖像画も大いに思い入れのある一品です。あとはここ1階のイベントスペースにあるポールサイモンのサインが書かれたギターですかね。僕が渡米した際にたまたまお会いすることが出来て、その時にサインまでもらっちゃいました!」と喜びを露わする場面も。「今日限定で三越ライオンがさだメガネをかけてるんですよ!!」と、そんな告知と共に店長就任イベントは和やかに幕を閉じた。

1日店長就任式及びそれを受けてのトークイベントを終えたさだは、同イベント会場にて自身のレギュラーラジオ「1時の鬼の魔酔い」(東海ラジオほか全国17局にて放送中)の公開収録も行い会場を沸かせ続けていた。

そんな今回の展覧会メイン会場となる本館7階「催物会場」では、さだのコンサート衣装、愛用の楽器、直筆の楽譜や歌詞などの秘蔵コレクションが展示され、さだまさしの旅路を体験的にたどることができる内容は必見だ。また本館地下1階ではフードコレクション「さだまさしのグルメ紀行」としてフードアイテムを、本館5階の「イベントスペース」ではグッズなどを販売。また本館1階中央ホールでも展示や各種イベントが予定されている。

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