GACKT、アンバサダーを務める美食ブランド「GACKT極シリーズ」へのこだわりを熱弁「僕にもプライドがありますので」

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アーティストで“神の舌を持つ”と称される美食家のGACKTが、7月10日都内にて、ブランドアンバサダーを務める美食ブランド「GACKT極シリーズ」の発売記念イベントに出演し、そのこだわりを明かした。

GACKT極シリーズは、通販サイトをメインに厳選された食品を提供するオーシャンとGACKTの「まだ知られていないおいしいものをみんなに食べてもらいたい」という想いから生まれた美食ブランド。厳選された産地で取れた産物をこだわり抜いた技術で加工した商品の中からいまだ世に知られていないものをGACKTが試食し、GACKTの審査をパスしたもののみをGACKT極シリーズとして認定し販売する。

7月10日には「極ほたて3種セット」(燻油漬け、焼き、ソフト)、「北海道 根室産 花咲ガニ」(チルド(未冷凍)、冷凍、チルド・冷凍食べ比べ)、「北海道 根室産 北海シマエビ」(チルド(未冷凍)、冷凍、チルド・冷凍食べ比べ)、「北海道産 富良野メロン」の4種8商品が発売。

8月には「ボタンエビ」「北海道産 活ほたて *オホーツク海産」「宮城県産 みやぎサーモン」「お刺身可 チリ産 定塩 サーモン」「イバラガニの脚」「北海道産 毛ガニ」「天然 シータイガー」「北海道産 阿寒ポーク 極薄しゃぶしゃぶセット」「北海道 羅臼産 きんき・真ほっけ・干物2種セット」の9商品が発売予定。

イベントではまず、オーシャンの荒木和人代表取締役が登壇。荒木代表取締役がもともとGACKTのファンで、GACKTに「しんやのほたて」という帆立加工食品を差し入れしたことから荒木代表取締役とGACKTの親交が始まったことを振り返った。さらに「GACKTさんには前情報なしで審査してもらいました。世界中を探し回ったものでも、GACKTさんからNGが出たら販売できないという本気度が『GACKT極シリーズ』の特徴です」とコメント。

荒木代表取締役に続いてGACKTがステージに登場。「差し入れがあまりにおいしかったので、映画の現場への差し入れの手配を荒木さんにお願いしました」といい「現場のスタッフたちの反響が大きくて『こんなおいしいものをみんな知らないんだ。もったいないな』と思ったことがキッカケです」と続けた。その後「しんやのほたて」以外のものも試してみたいという想いに駆られ荒木代表取締役に試食会を開いてもらったそう。試食会のときにGACKTが「これブランドにした方がいいんじゃないですか。日本の多くの方はこんなにおいしいものが存在することを知らないですよね」と荒木代表取締役に声を掛けたことから「GACKT極シリーズ」が始まったそう。

監修の際にかなりの食材を試食したというGACKTは、「ちょっとおいしいと思ったというレベルのものは全部外しました。僕にもプライドがありますので」と告げ「アンバサダーというのは名前だけで深入りすることがないケースが多いのですが、今回は僕が監修ということなのでダメなものはダメと言って外して、厳選されたものだけを残しました」とこだわりを明かした。

GACKTは「日本って海産物でもほかの食品でも流通量が少ないというだけでクオリティが高いものがかなりあります」「自分がおいしいと思ったものでなければ届ける必要はないと思っていますので、そのこだわりを感じていただければと思います」と目を輝かせた。

続いて、和の料理人で7年連続ミシュラン獲得の日本料理店「鈴なり」主人の村田明彦氏がGACKT極シリーズの品定めをするために登壇した。村田氏は「自分も料理人なんで、忖度なしで行かして頂きます」と真剣な顔つきで言葉に。村田氏は自分の店で提供してもいいかどうかという基準で、ほたて、エビ、カニを試食。「ほたてはうまみが全部凝縮しています。炊き込みごはんにしてもおいしいし汎用性があると思います」「貴重なエビだと思うのですが、味が濃いです。チルドであるというのがまたすごいなと思います。色も綺麗です。しっとりしていて美味しいです」「カニはもうまちがいありません。昆布などいい餌を食べていると思いますが、臭みがいっさいなくしっとりと食べられます」と絶賛。「まちがいありません!」と自分の店でも自信を持って提供できると太鼓判を押した。GACKTは「僕がめちゃくちゃおいしいと思ったものなので、それを共有して頂けたことが嬉しいです」とほっとした様子だった。

審査に続いて、村田氏とGACKTによる家庭でできる簡単アレンジクッキングの実演が行われた。特製の「極エプロン」を身に着けたGACKTは、村田氏とともにシマエビを使ったサラダを作り、自ら試食を行った。GACKTは「辛みがピリッと効いています。僕が作るときはもう少し時間を掛けていたのですが、ドレッシングってこんなに簡単に作れるんだと思いました」と満足の様子だった。

さらに、7月4日に51歳の誕生日を迎えたGACKTを祝うため、特製の「極樽酒」が用意された。GACKTは樽酒で誕生日を祝ってもらったことが初めてといい、荒木代表取締役と一緒に木槌で鏡開きを行った。

荒木代表取締役は「これからもまだ知られていない全国のおいしいものを皆様にお届けできるよう努力していきます」とあいさつ。GACKTは「僭越ながらこのGACKTをうならせた多くの産物があります。ぜひ食していただいて、『これはすごい』という感動を共有して頂けたら幸いです」とメッセージを送った。

囲み取材では「試食した中で特においしかったものは何ですか?」との質問が出た。GACKTは「『これは食べたことがないおいしさだな』と思ったのはシータイガーでした。例えるなら“海の超高級ソーセージ”という感じでした」と、水揚げした後に防止剤などを使わずにすぐに冷凍されるパプアニューギニア産の「シータイガー」(一般的に食べられている「ブラックタイガー」と同じ品種で天然で育ったものを「シータイガー」と呼ぶ)をあげた。

体型維持については「僕は1日1食なのですが、そうなると夕食に対するこだわりが、人一倍食強くなっていきます。無駄にものを口に運ぶことがなくなり、自然と体が絞られていきます」とコメント。質問した報道陣に「まずは1日1食にしてみてください」とアドバイスを送る場面もあった。

51歳を迎えた心境を尋ねられると「海外の仲間からは『年齢はただの数字だ』というメッセージがたくさん届いたのですが、僕はそうは思っていません。僕もポケベルや携帯がない時代には“人を待つことの喜び”を味わっていました。そのときにしか味わえない感動があると思いますが、健康であることが何よりも嬉しいです。無茶をするために健康を維持しているところがあって、無茶をするためにトレーニングしたりしています。それを続けていけたらと思います」と笑顔。「今が一番ハッピーですか?」と声を掛けられると、「僕は毎日ハッピーです」と笑顔で答えた。

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