「僕が見たかった青空」出演の青春物語、舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』が開幕 囲み会見&オフィシャルゲネプロレポート公開

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舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』囲み取材より

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』囲み取材より        (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

2024年7月11日(木)東京・シアター1010にて、アイドルグループ「僕が見たかった青空」が初めて出演する舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』 が開幕し、公演に先駆け囲み会見・公開ゲネプロが行われた。この度、オフィシャルレポートが届いたので紹介する。

2023年6月に結成された「僕が見たかった青空(通称:僕青)」がグループ結成以来、初舞台となる本作。舞台は夏休み前の高校。部員が6人しかいない合唱部の部長と部員たちは、コンクール出場のために画策していた。だがそんなある日、部員の一人が交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまう……。そして一年後……引退を目前に控えた合唱部部員たちの前に現れたのは!? 忘れられない夏の出来事を、初々しく溌剌と、そして切なく描く本作は、 まさに今の「僕が見たかった青空」を体現したような物語である。

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより        (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

囲み会見&オフィシャルゲネプロレポート

23人全員でのフォトセッションで撮影後、囲み取材に安納蒼衣、早﨑すずき、八木仁愛が登壇。囲み取材に応じ、初日を迎えた感想や、意気込みを語った。
初めての舞台稽古で苦労したことに、八木は「セリフを覚えることということが初めてなので、そこがかなり苦労しました。またセリフに緩急をつけたり、感情を伝えるお芝居をすることが難しかったです」と話し、早﨑は「セリフの掛け合いで間をうまく取るのが難しくて、緊張してしまうと早口になってしまうので、ゆっくり話すことを意識するようにしました」と話した。

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより        (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

また結成一年を迎え、23人全員で初舞台に挑む心境は? という質問に対し、八木は「(稽古初日から)本番当日まですごく短く感じていて、全部初めてなのでとても緊張していますが、演出家さんに『みんならしく楽しくやってほしい』と言ってもらえて、私たちも楽しんで舞台に挑みたいし、お越しいただいた皆さんにも楽しんでもらって、何か届けられるような舞台にしたいです」と意気込みを話した。また早﨑は、「通し稽古を何回も行ったのですが、毎回違うところでわからなくなったり、つまずいたりしてしまうところがあるので、本番も何があるかわからないと思うとすごく不安で緊張もしていますが、メンバー全員で挑戦するの初めての舞台を通して、観にきてくださる皆さんに印象に残るようなものにしたいです」と心境を明かした。

舞台稽古を終えて変わったことはありますか? という質問に対し、早﨑は「私自身、お芝居は絶対できないと思っていたので、今まで避けていたのですが、みんなと稽古をしているうちにお芝居って楽しいなと思えるようになりました。今回の舞台を通してすごい良い経験になっていると思っています」と話し、安納も「最初はお芝居っていう言葉を聞いた時は、すごく怖かったのですが、稽古を重ねるにつれて、セリフの間とか立ち位置の違いとかで、どんどん雰囲気というか印象が変わっていくので、それが毎回面白いなと思っています。これからの15公演がどんなふうに変わっていくのかが楽しみです」と話した。

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより        (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

初舞台の稽古を通して、”僕青”メンバーでお芝居が上手いなと思った人はいますか? という質問な対し、早﨑は杉浦英恋の名前をあげ、「周りの雰囲気をガラッと変えることができるお芝居をするなと思っていて、彼女にすごく助けてもらうことがありました」と話し、八木は長谷川稀未を挙げ、「いつもはとても優しいお姉さんって感じのイメージですが、舞台になるとガラッと切り替わる演技がすごいと思いました」と話した。

最後に舞台を見に来てくださる方にメッセージとして、八木は「初めての舞台でとても初々しさがあると思いますが、メンバーそれぞれの個性が出ている舞台だと思いますので、15公演を通して今の私たちにしか出せないものをお見せできたらいいなと思っています」と答え、早﨑は「やること全てが初めてだったので不安はありますが、今日までみんなで作り上げてきたものを皆さんに全部届けることができたらいいなと思っています」と答え、安納は「”僕青”23人でこうして初めての舞台を経験できることに感謝しながら、”僕青“らしさを残しつつ、今の私たちにしか出せない演技をできるように頑張ります」と答え囲み取材は終了した。

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより        (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

そしてゲネプロが始まり、舞台初挑戦で”僕青”の初々しい演技が大きな見どころであり、公演を重ねるにつれて”僕青”の成長が見られるのも今作の魅力である。またそれぞれの特技を活かしたパートや、最後にはたっぷりとダンスシーンも盛り込まれている。

今作は夏休み前の高校が舞台で、冒頭はダンス部の円陣を組み「白葉女子高等学校! 2年A組、ダンス部のプライドに賭けて! 今日こそぉ! 動画をバズらせるぞぉ! おおぉぉ!!!」と元気な掛け声と共にダンスパートから舞台はスタート。一方部員が6人しかいない合唱部の部⻑のとあは、コンクールに出場するためにダンス部のあおい(安納蒼衣)をメンバーに誘うのだが、断られてしまう。そんな中とあのチームメイトのすずき(早﨑すずき)が交通事故に遭い、亡くなってしまったという知らせが入るのだった。
そしてその一年後、引退を目前に控えた合唱部は廃部の危機だったが、あおいとダンス部が協力してくれることに!そんな中、合唱部のメンバーたちは亡くなってしまった“すずき”に関する不思議な出来事に遭遇する。様々な経験を経て、悩み、大切な事に気付く彼女たちの瑞々しい姿に心を奪われ、ラストには「僕が見たかった青空」の特徴を最大限活かした感動的なラストが待ち受けており、観客の心を大きく揺さぶるものとなっている。また公演終了後にはライブパートも用意をされており、僕青の圧倒的なダンスパフォーマンスと歌唱を堪能する事も出来る贅沢なステージとなっている。

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』ゲネプロより        (C)舞台「夏霞」製作委員会2024

なお公演の内容、衣装、ライブのセットリストは公演により異なっており、来場ごとに異なる内容を楽しむ事ができるので、僕が見たかった青空ファンは必見の内容だ。

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