サム・スミス、10周年記念に「ステイ・ウィズ・ミー」を再レコーディング
サム・スミス(32)が、歌詞も新たにシングル「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」の再レコーディングをした。2019年にノンバイナリーをカミングアウトしたサム、デビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」のリリース10周年を記念し同曲の新バージョンを制作中だという。
ファンへの手紙の中でサムはこう綴っている。「僕、ジミー(ネイプルズ)、ツーリストがこの曲を作った時、こんな風に世界に広まるなんて誰も思っていなかった」「ウィル(ツーリスト)がピアノで3つのコードを弾いた時を決して忘れないだろう。僕は自分のしていたことをすべて止めて「それは何?」って聞いたんだ」「あのコードとこの曲は今も変わらず自分の心を揺さぶる。歌い飽きたことは一度もない」「歌うたびに意味が変わるんだ。「ステイ・ウィズ・ミー」という言葉は100万通りの意味を持ち、古くからの友人のように僕の人生について回る」
ライブパフォーマンスでも度々変更されてきた同曲についてサムはこう続けた。「この曲は僕にとって本当に特別な曲だから10周年を記念して全プラットフォームとフィジカルで聴けるよう再レコーディングしたんだ」「時々僕らは過去を変えられるってわかるのは素晴らしい事さ」
同曲の他「マネー・オン・マイ・マインド」「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」といったシングルが収録されたアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」は2014年5月にリリースされ、イギリスでチャート首位を獲得、翌月にはアメリカのビルボード200で2位を記録した。
同アルバムの10周年記念盤は8月2日にリリース予定だ。
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