ピアニスト角野隼斗、世界デビュー・アルバム「Human Universe」10/30発売
ベルリンに本拠を置くソニークラシカルと専属レコーディングのワールドワイド契約を締結した角野隼斗が、10月30日に発売する世界デビュー・アルバム「Human Universe」の内容詳細を発表した。
角野隼斗は幼いころから宇宙に興味を持っていたと語り、今回の世界デビューに当たり、音楽と宇宙、人の心の連環をテーマに16トラックから成る音楽世界を練り上げた。角野自ら作曲した新曲に加え、J.S.バッハ、フォーレ、パーセル、坂本龍一の作品など、多様なレパートリーが収録されている。数回にわたる配信限定先行シングルも発表となっており、本日ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が公開された。
アルバムの中軸に位置し、今作の重心の1つとなっているのが、角野が作曲した3曲で構成される「3つのノクターン」だ。それぞれ、「Pre Rain」「After Dawn」「Once in A Blue Moon」と副題が付けられ、地球の気象、太陽や月の動態などにインスピレーションを得て作曲したことが窺える。また、2024年の全国ツアー「KEYS」でも披露され大絶賛を博した、角野自らの編曲によるラヴェルのボレロも収録。本来オーケストラで演奏する作品を、演奏能力と編曲手腕を駆使した角野が1人で演奏することで、かえって曲の壮大さが増す奇跡のトラックとなっている。
「Human Universe」は、国内盤3形態でリリースされることも発表になった。CDは初回生産限定盤(三方背ボックス・フォトブック・BD付)を「北斗七星ヴァージョン」、通常盤を「北極星ヴァージョン」と名付け、それぞれに異なるボーナストラック、ブックレット内の写真などにも変化が付いた内容となっている。また完全生産限定盤の国内盤のアナログ盤2枚組は濃紺の色をしたレコード「コバルトブルー・ヴァイナル」にて発売。LP大の大型ブックレット、特典のB2ポスターも封入される。
角野隼斗の世界デビュー・アルバム「Human Universe」は、本日からCD、アナログ、配信共に予約がスタートしている。7月14日に行われる東京・日本武道館での公演では、会場でCDかアナログを予約した人に日本武道館公演の「ピクチャーチケット」を特典としてもれなくプレゼント。またプリアド、プリセーブで配信予約をした人にはスマホ壁紙がプレゼントされる。
角野隼斗コメント
「Human Universe」制作の原点は、芸術と科学の古い相関関係に立ち返り、古代の宇宙の概念に思いを馳せることでした。古代ギリシャ人は、宇宙の天体が音を発し、宇宙全体が調和と音楽、いわゆる「天球の音楽」を生み出すと信じていました。私はこのコンセプトが大好きで、音楽における私自身の美学にとても近いものであり、このアルバムを世界中のリスナーと分かち合えることは、私にとって何にもかえがたいものです。
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