映画『Michael』(原題) マイケル・ジャクソン役ジャファー・ジャクソン Photo:Kevin Mazur
映画『Michael』(原題)が、2025年に日本で劇場公開されることが決定した。
『Michael』は、「史上最も売れたアルバム」とされる『スリラー』を生み出し、「キング・オブ・ポップ」と呼ばれたマイケル・ジャクソンの伝記映画。マイケルの公私にわたる葛藤、非難、24時間365日メディアに監視され続けた姿など、栄光と悲劇の人生を映し出すという。メガホンをとるのは、『トレーニング デイ』や『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督。映画『ボヘミアン・ラプソディ』などのグレアム・キング氏とGKフィルムズが製作を担当する。脚本を手掛けるのは、『007 スカイフォール』『007 スペクター』などのジョン・ローガン氏。
マイケル・ジャクソン役で主演を務めるのは、マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソン。また、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーが共演するほか、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼少期のマイケルを演じる。
解禁となったファーストルックでは、1992年から1993年に行われた『デンジャラス・ワールド・ツアー』での「マン・イン・ザ・ミラー」のマイケルのパフォーマンスが再現されている。
なお、本作の製作には、マイケル・ジャクソン財団のジョン・ブランカ氏、ジョン・マクレイン氏も参加。すでにクランクアップを迎えており、現在編集中とのこと。北米ではライオンズゲート、その他の地域はユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルが配給を担当。日本では、キノフィルムズが配給する。
アントワーン・フークア監督、プロデューサーのグレアム・キング氏、キノフィルムズ・木下直哉氏のコメントは以下のとおり。
アントワーン・フークア(監督)
この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう。
グレアム・キング(プロデューサー)
日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われたBad World Tourです。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました。キノフィルムズという素晴らしいパートナーを得て感激しています。
木下直哉(国内配給キノフィルムズ、木下グループ代表取締役社長兼グループCEO)
映画『Michael』(原題)の配給に携わる事が出来、大変名誉に思います。先日、フッテージ映像を拝見し、興奮が収まりませんでした。マイケルの人気は衰えることなく、彼の人生を描いたこの作品は、日本の観客に受け入れられると確信しております。
『Michael』は2025年、全国ロードショー。