新生・金属恵比須のワンマン・ライヴ第二弾、開催迫る~ピアニスト大和田千弘(烏頭)をフィーチャーし新たなサウンドを創出

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現代ジャパニーズ・プログレ・シーンの牽引役と称されるバンド、金属恵比須が2024年最後のワンマンライヴ「邪神“大和田千弘”覚醒」を2024年8月3日(土)18:00、東京・吉祥寺シルバーエレファントで開催する。タイトルに謳われているように、今回はアバン・プログレッシヴ・ロックバンド、烏頭のピアニスト大和田千弘を迎え、金属恵比須史上、最もプログレッシヴなステージを展開するという。

金属恵比須

金属恵比須

金属恵比須は2023年11月に、6年ぶりのメンバーチェンジをおこない、ベース奏者として2000年生まれの若手ベーシスト・埜咲ロクロウが正式メンバーとして加入したが、その一方、キーボード奏者は空席となった。そんな中、4月にはスペシャル・ゲストとしてキーボード奏者の塚田円(那由他計画・AQANESUSS ex.PROVIDENCE)を招いたワンマン・ライヴ「猟奇爛漫FEST Vol .6」を開催した。続く、新生・金属恵比須のワンマン・ライヴ第二弾では、前述の烏頭からピアニスト、大和田千弘をスペシャル・ゲストに迎え、かつてないほどの先鋭的で新鮮味の溢れるショーを披露する。

金属恵比須

金属恵比須

大和田は愛知県立芸術大学作曲科を首席で卒業後、ジャズ、ロック、ジャズロック、プログレッシヴロック、シャンソン、クラシック、即興等、ジャンルに捉われることなく演奏活動している。大和田の主宰するバンド、烏頭は、2022年8月にチェコ・ツアーを行なうなどグローバルに活躍中。

大和田千弘

大和田千弘

従来の金属恵比須はオルガンやシンセサイザー等のキーボード・サウンドで多彩な表現を追求してきたが、今回のライヴでは全編、大和田のピアノサウンドを主軸とした全く新しいアレンジで、質実剛健なサウンドを創出していく。アバンギャルドな大和田のピアノプレイが、金属恵比須にどのような変化をもたらすのか、期待したい。

また、本ライヴでは新曲「鏡の中の女」が初披露される。前回の新曲「雪割草」に続き、横溝正史作品をモチーフとした作品(https://note.com/lively_bear282/n/nc06acfa0d2d8 参照)で、こちらも要注目だ。

【動画】金属恵比須2024年最後のライヴ!リハーサル快調!ゲストにアヴァン・プログレ・バンド「烏頭」大和田千弘がピアノ!

【プロフィール】金属恵比須:1991年結成のプログレッシヴ・ロック・バンド。2024年で結成33周年。横溝正史など日本の文学作品や映画に影響を受け、おどろおどろしさや和の薫り漂う世界観を、プログレやハードロックのサウンドと融合させた楽曲が特徴。定評ある演奏力を武器に、五木ひろし、頭脳警察、聖飢魔II創始者ダミアン浜田陛下といったレジェンド達と、振り幅の広い共演を果たし、俳優の髙嶋政宏氏など著名人のファンも多い。2015年から元・人間椅子の後藤マスヒロがドラムで在籍。2022年には特撮音楽の巨匠・渡辺宙明氏作曲指導による楽曲や、50周年を迎えた人造人間キカイダー役・伴大介氏とのコラボ作を発表。代表作『ハリガネムシ』『武田家滅亡』。2023年10月発表の初のベストアルバム『邪神覚醒 〜プログレ・ベスト〜』は、前作『虚無回廊』に続き2作連続オリコンにランクイン。

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