サカナクション山口一郎と三人称 鉄塔がイベント初コラボ、ジャージ姿での「運動会」対決も「ライブに行けない人たちにも、YouTubeなら平等に見てもらえるかなと思って(山口)」

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左からサカナクション山口一郎、三人称 鉄塔

文化放送が7月20日に東京・代々木の山野ホールで開催した「三人称・鉄塔 ひとりのよる」番組公開収録イベント・昼の部のゲストに、サカナクション・山口一郎が出演した。

ゲーム実況グループ「三人称」のメンバー鉄塔が「あなたのひとりの夜に寄り添うひとりしゃべり番組」として、2023年10月にスタートした同番組。今回、初の公開収録イベント開催となった。

今回、ゲストとして出演したサカナクション山口一郎は以前から鉄塔と交友があったが、イベントとしては2人の初コラボが実現する形となった。今回のイベントは会場参加以外に、文化放送の配信プラットフォーム「QloveR」にて生配信を実施(アーカイブ配信は7月27日23:50まで)。また、昼の部の公開収録パートの模様は7月25日の「三人称・鉄塔 ひとりのよる」にてオンエアする。

山口が出演した昼の部には、700名を超える観客が来場。前半の公開収録パートは2人のトークを中心に展開し、「二人が知り合ったきっかけ」「ファッション、インテリア」「山口の北海道時代の極貧エピソード」などのトピックスについて語り合った。

音楽に関する話題では、鉄塔からの「最近、(山口のYouTubeチャンネルでの生)配信のペースが凄くない?」という問いかけに、山口は「辛い状況にある人が生配信を心の支えにしていたという記事を読んだときに、そういう役割って以前は音楽が担っていたんじゃないかなと思って。ブルーハーツさんであったり、尾崎豊さんであったり、中島みゆきさんであったり。苦しい人たちの支えとして音楽が存在していたはずなのにと、すごく悔しくて。僕はミュージシャンだから、ミュージシャンとして生配信することで、苦しい思いをしている音楽が好きな人たちや、経済的なことでライブに行けない人たちにも、YouTubeなら平等に見てもらえるかなと思って」と思いを語った。

後半の会場・配信限定パートでは、スペシャル企画「40代もやればできるもん! 夏の大運動会!」を実施。鉄塔と山口の2人がジャージ姿で、「ヨガ」「記憶力」「借り物競走」と、体と頭を駆使する3つの対決企画に挑戦した。
エンディングで山口は「普段のイベントって自分が主催のものばかりだから、他の人のイベントに出ることってあまりないんです。今日はのびのびやれてすごく楽しかった!」と、大満足のコメントで締めくくった。