広告・取材掲載

ジョージ・マイケル、未発表ライヴ・ヴァージョンを収録した限定12インチを含む「ケアレス・ウィスパーEP」をリリース

アーティスト

ジョージ・マイケル「ケアレス・ウィスパーEP」ピクチャー・ディスク

2016年12月25日に、53歳という若さでこの世を去ったジョージ・マイケルを象徴する名曲「ケアレス・ウィスパー」のリリース40周年(1984年7月23日リリース)を記念し、10月18日に限定12インチ盤を含む「ケアレス・ウィスパーEP」のリリースが発表された。

「ケアレス・ウィスパー」は、作詞・作曲がジョージ・マイケルとワム!の相棒アンドリュー・リッジリーの共作であることや、ワム!の2枚目のアルバム「メイク・イット・ビッグ」やベスト・アルバム「ザ・ファイナル」に収録されているためワム!の楽曲に思われがちであるが、厳密にはジョージ・マイケルのソロ曲(ただし、その扱いは国によって分かれており、イギリスやヨーロッパ諸国ではジョージ・マイケルの単独名義であるのに対して、アメリカでは「Wham! featuring George Michael」名義で、日本では「ワム!」名義で発売された)。

そのため、「ケアレス・ウィスパー」リリース40周年=ジョージのソロ・デビュー40周年ということになり、まさに今年はジョージにとってのビッグ・メモリアル・イヤーということになる。

1984年に25ヶ国のチャートで首位を獲得(日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1984年10月29日付から4週連続1位を獲得)した「ケアレス・ウィスパー」は、今日アメリカで7×プラチナ認定されており、イギリスのみで150万枚以上を売り上げている。また、さらに20ヶ国でプラチナおよびダイヤモンド認定されている。

ジョージ・が弱冠17歳のときにアンドリューと書いたこの曲は、コンテンポラリー・ソングライティングの名作と幅広く認められており、今日では現代のクラシックとして絶賛されている。「ケアレス・ウィスパー」によりジョージは21歳の若さでアイヴァー・ノヴェロ賞の最年少受賞者となり、世界的スーパースターとして躍進するという比類なきレガシーが生まれた。また、彼は同年内にソロとグループ/デュオのメンバー両方としてチャートの頂点を極めた史上初のアーティストにもなっている。

リリースから40年を経た今日、「ケアレス・ウィスパー」は新世代のリスナーたちの心に一層響いている。TikTokの再生回数は700万回を超え、YouTubeでは連日平均50万回近く再生されている。YouTubeとSpotifyの特別なビリオンズ・クラブ(再生回数10億回以上)にも名を連ねている。

「ケアレス・ウィスパーEP」には、2008年7月23日にアメリカ・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた感動的なコンサートで、ジョージがこの不朽の名曲を披露した際の未発表ライヴ・レコーディングが収録されており、その当時、実に17年ぶりにニューヨークのオーディエンスと再会した歴史的なパフォーマンスをとらえている。同公演は、アリーナやスタジアムを軒並みソールド・アウトにし、全世界で130万人のファンを魅了した、記念すべき「25Live」ツアーの一環として行われたものだ。また、同EPにはその未発表ライヴ・ヴァージョンの他に、オリジナル・シングル・ヴァージョン、エクステンデッド・ミックス、インストゥルメンタルが、最新リマスタリングを施されて収録される。

ジョージ・マイケル・エンタテインメントは、「『ケアレス・ウィスパー』の40周年を記念するにあたり、世界中の何百万人ものジョージ・ファンと真のスペシャルなものを共有できることを誇りに思います。このEPはみなさまの揺るぎないサポートと愛に対する、私たちからの心からの“感謝”の印です。本当に感謝しています。ありがとう!」とコメントしている。

「ケアレス・ウィスパーEP」は、12インチ・ヴァイナル(ピクチャー・ディスク、ルビー・マーブル、通常盤、D2C限定ホワイト)、CD、デジタル・フォーマットにて10月18日にリリースされる。