B’z稲葉浩志、アルバム「只者」収録「Chateau Blanc」品川ヒロシ監督によるMV解禁
6月26日に10年ぶりとなるソロアルバム「只者」をリリースした稲葉浩志。直近ではサッカー元日本代表の中田英寿氏と対談を実施する等、意外なタッグを披露し話題となったが、また新たに異ジャンルの組み合わせが実現。アルバム収録曲「Chateau Blanc」ミュージック・ビデオにてタッグを組んだのは、お笑いコンビ品川庄司で活躍、作家や映画監督としても注目される品川ヒロシ氏。
品川氏の自由な発想を求め、「只者」の楽曲を全て聴いてもらい、「Chateau Blanc」を品川氏自ら選曲。稲葉から「Chateau Blanc」はカップルの“ケンカ”がモチーフであることを聞いた品川氏は、劇中にも登場するカップルのケンカを悲観的なものではなく、自身の得意分野の一つでもあるアクションに準え、俳優の倉悠貴さん、俳優で空手家、更には看護師の異名を持つ長野じゅりあさんを抜擢し、独創的でありながらハッピーエンドで終えるシーンを描き上げた。
一方で稲葉の歌唱シーンについて、品川氏の「稲葉さんに余計な飾りは必要ない」との言葉通り、歌詞から浮かび上がる世界観をシンプルに澱みなく、美しく表現。言葉にすると対極的なイメージも、映像として視覚的に見ると一つの作品として見事に昇華されている。
これも稲葉浩志がソロ活動に於いて大切にしている言葉「en(エン)」にある、人と人とをつなぐ“縁”で生まれたケミストリーと言えるだろう。
そして、この品川氏が手がけた「Chateau Blanc」のMVの一部を、現在開催中の全国ツアー、Koshi Inaba LIVE 2024 〜enIV〜の7月20日神奈川・Kアリーナ横浜公演より先行公開。ステージで披露される「Chateau Blanc」のライブ感を凌駕することなく、本来の演出に更に澄み切った透明感を持たせるような、華やかさと麗しさを添えている。
品川ヒロシ氏コメント
もう何十年も誰もが認めるトップアーティストであり、LIVEでのパフォーマンスは激しく、トップアスリートでもある稲葉浩志さんのM.V.を撮らせてもらえる日が来るとは全く思っていませんでした。
今回のお話をいただいた時も本当に驚きました。プレッシャーはありましたが、逆に言えばトップアーティストの稲葉さんなんだから、「格好良くならないはずがない」と腹をくくりました。
本当に格好良い人は無地の白いTシャツでも格好いい。だけど糸と生地にこだわっているそんなイメージです。
最高の稲葉浩志さんだからこそ、余計な演出はおさえ、極力CGを使わず、代わりにカメラやレンズや機材は良い物を選び、稲葉濃度100%のM.V.になったと思います。
ファンのみなさんに喜んでもらえたら、僕も嬉しいです。