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ファレル・ウィリアムス主催のパリ五輪パーティー、PETAが妨害

アーティスト BANG Showbiz

ファレル・ウィリアムス

ファレル・ウィリアムスのオリンピック・パーティーが動物愛護のデモ隊によって妨害された。ミュージシャン兼ファッションデザイナーのファレルは25日、パリ五輪の前夜祭として自身がメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務めるルイ・ヴィトンのパリ本社でイベント「ザ・プレリュード・トゥ・ジ・オリンピックス」を主催したものの、動物の皮をデザインに使用するのを止めるよう求める看板を掲げたPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の支持者2名によって、抗議されたかたちだ。

PETAの企業プロジェクトを統括するイヴォンヌ・テイラー氏は今回の件についてこう語っている。「ファレルがセレブリティで賑わう社交界で優雅な暮らしをする間にも、「彼のファッションの選択」により死を宣告された弱い動物たちが工場や屠畜場で苦痛と不潔な環境に苦しんでいます。そこで彼らは切り刻まれるか、生きたまま皮を剝がされます」「PETAはファレルに対し、残酷な行為の停止、動物の皮や毛皮を使用する時代遅れのファッションからのルイヴィトンの脱却を呼びかけています」

今回PETAのデモ隊は「ファレル、ファッションのために動物を殺すのは止めよう」と書かれた看板を掲げるも、警備員によって追い払われていた。ファンダシオン・ルイ・ヴィトンで開催された同イベントには、シャーリーズ・セロン、ゼンデイヤ、スヌープ・ドッグ、セリーナ・ウィリアムズなど豪華スターが出席していた。

ちなみに昨年メンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任したファレルは以前、同ブランドから100万ドル(約1.54億円)のクロコダイル皮の特注バッグを制作しPETAの怒りを買っていたところだ。当時PETAの上級副社長リサ・ラング氏はこう話していた。「あなたのミリオネアバッグの生い立ちを見るため、不潔なワニ工場の見学にご招待します」「鼻栓と高いブーツを持参して、腐敗した廃棄物の水をかき分けたいと思っておいででしょう。屋内の水槽に行く際は懐中電灯の持参をお願いします。日の光がないのですから。ここにはあいまいな境界線はありません。バッグのために動物を殺すのはクールじゃない。非情です」

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