ブライアン・メイ、エアロスミスのツアー引退に涙
クイーンのブライアン・メイ(77)がエアロスミスのツアー活動からの引退に涙を流した。
先日フロントマン、スティーヴン・タイラー(76)が約1年前に負った喉頭の損傷が完全回復することはないとしてライブパフォーマンスから退くことを発表したエアロスミス、ブライアンがインスタグラムに悲痛の気持ちを明かしたかたちだ。
エアロスミスの声明をシェアしたブライアンはこう綴っている。「これは私の目に涙をもたらした。何百万人ものロックファンの人々と同じく私の人生にとってもエアロスミスは大きな存在だった」「スティーヴン・タイラーは史上最高のボーカリストでフロントマンの一人だ。その並外れた声がここまで傷ついていたことに心が痛い」「君の回復を祈り愛を送るよスティーヴ」
そしてエアロスミスの率直で正直な声明にブライアンはこう賛辞を送っていた。「彼らが今回の大胆な決断をこういったやり方で発表したのはバンドの純粋な気品の典型だ」「エアロスミスのキャリアは永遠に祝うべきものだ。全てのものは過ぎ去る。しかしエアロスミスの感動的な作品は、ステージ上で最高のバンドの一つであった思い出と共に、生き続ける」
先日エアロスミスは今回の苦渋の決断についてこう発表していた。「私たちはいつもパフォーマンスで皆さんの度肝を抜かせたいと思っていました。皆さんも知っているとおり、スティーヴンの声は唯一無二の楽器です。彼は何か月もかけて、自分の声を怪我をする前の状態にしようとたゆまぬ努力を続けてきました。最高の医療チームがそばにいたものの、苦しんでいる彼の姿を私たちは見てきました。悲しい事ですが彼の声の完全復活が不可能なのは明らかです。バンドの兄弟として私たちはツアーのステージから引退という、悲痛で困難な、しかし必要な決断を下しました」
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