クリーン・バンディット、ポップミュージック制作を止めるように言われていた
クリーン・バンディットは、以前に所属していたレーベルから「ポップミュージックを作るのを止めるように言われた」という。その独特のサウンドでUKチャート1位を獲得していた同グループだが、当時のレーベルは異なるタイプの曲を求めたという。
メンバーのジャック・パターソンはBBCにこう明かす。「ポップミュージックを作るのを止めるように言われた」「スポティファイのダンスミュージックのプレイリストが送られてきて、『君らの音楽はここに属さないと。ポップミュージックを作れるのはハリー・スタイルだけだ』と言われたよ」
その方向転換はチャートでの成功に悪影響を及ぼしたものの、メンバーはファンたちにとにかく新曲を届けたかったとグレース・チャトーは続ける。「『何もリリースしないよりは、何かをリリースした方がいい』と思ってそれを受け入れた」「でも作品は私たちの音楽という気がしなかった。ファンもそれを感じていたし、私たちも感じてた」「結局、これに何の意味があるの?という感じになった」
現在新レーベルに所属しているクリーン・バンディット、ジャックはそれがバンドにとってはるかに有益だと感じているそうで、「前のレーベルはイギリス拠点だったから、そこでヒットするかが焦点だった」「でも今はムンバイにいる人たちと仕事をしてる。僕らにヴォーカルがいないということは、フットワークが軽く、世界中どこでも仕事ができるということだから」と語っている。