ジミ・ヘンドリックス、10/4発売の豪華ボックスセット「エレクトリック レディ スタジオ ヴィジョン」トレイラー映像公開

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ニューヨークにジミ・ヘンドリックス自らがオープンした新スタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ」での活動を貴重な音源と映像で振り返る、豪華ボックス・セット「エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン」の日本語字幕付トレイラー映像が公開となった。

「エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン」は3CD+Blu-rayの4枚組。3枚のCDにはジミ・ヘンドリックスの不慮の死去直前となる1970年6月から8月、ベースにビリー・コックス、ドラムスにミッチ・ミッチェルを擁する新生ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスによってエレクトリック・レディ・スタジオでレコーディングされた39曲(うち38曲が未発表音源)を収録。CD3枚に収録された曲の数々には、ビリー・コックス、ミッチ・ミッチェルをバックに曲を練り上げてゆく過程が展開され、1970年9月18日に急逝したジミの最後のレコーディング・セッションを含んだ貴重な内容だ。

Blu-rayに収録された、新作ドキュメンタリー“A JIMI HENDRIX VISION”は日本語字幕付で、倒産したナイトクラブ跡がジミの理想を実現させるための最先端のレコーディング施設「エレクトリック・レディ・スタジオ」に姿を変えるまでの過程を追ったもので、インタビュー、未公開映像や写真などで構成。エディ・クレイマーによる「自由」「天使」「ドリー・ダガー」といった名曲のトラック分析も含む。また、「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン」の全曲に3曲を加えた計20曲の最新5.1サラウンド・サウンド・ミックスをAUDIO TRACKSとして収録。  ボックス・セットより新たに「アース・ブルース」のAlternate Mixの音源も公開された。

日本盤は3CD+Blu-rayの4枚組。輸入仕様のパッケージは未発表写真、ヘンドリックス自身による曲の下書き、包括的なライナーノーツが満載の豪華カラー・ブックレットを同梱。日本盤には英文解説の完全翻訳に加え歌詞・対訳、語り訳を掲載した日本版ブックレットを付属する。

また5LP+Blu-rayのボックス・セットは輸入盤で発売される。パッケージの開封動画も公開されているジミの死後もこのスタジオは広く愛され、ジョン・レノン、デヴィッド・ボウイ、ザ・クラッシュ、AC/DC、スティーヴィー・ワンダー、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズ、テイラー・スウィフト他数多くのアーティストがレコーディングで使用し、名盤が誕生している。これまでにボックス・セットから「天使」と「流浪」の音源は公開されている。