『MOVE FES.2024』
音楽×テクノロジーのBORDERLESSな祭典、日本最大のALS啓発音楽フェス『MOVE FES.2024』が2024年11月24日にLINE CUBE SHIBUYAにて開催される。
『MOVE FES.』とは
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発活動の一環で立ち上がったフェス。総合プロデューサーを務める一般社団法人 WITH ALSの武藤将胤(本イベントでEYE VDJ MASとしてアーティスト出演)もALSを約11年前に発症し闘病を続けている。
ALSという病気は、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が、侵される病気で難病の一つに指定されている。そのため手足で楽器を奏でる自由も、唄を歌う自由も残酷にも奪われてく。命にかかわる、そして未だ治療方法は確立されていない難病となっている。
『MOVE FES.』というイベントを通じて伝えたい事
ALS患者のみならず、全ての人が有限な時間の中で生きている。
だからこそ今この一瞬、一瞬を大切に生きよう。
人は有限な時間を再認識して、VISIONを描き行動することで、
どんな人生だって切り拓ける。
「NO LIMIT,YOUR LIFE.」
『MOVE FES.』は、このメッセージを全ての人に届け、ALSの啓発、そして一人一人の人生の限界を切り開いていくキッカケを届ける音楽フェスとなっている。
『MOVE FES.2024』コンセプト
今回の『MOVE FES.2024』では、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)のリアル会場と、自宅からも多種多様なライフスタイルの人に楽しんでもらえるようライブ配信と、自分のアバターで楽しめるメタバース会場のハイブリッド開催でBORDERLESSなエンターテイメントが届けられる。
『WE CAN EXPAND.僕らは拡張できる。』といったコンセプトでMUSIC LIVE、ALS TALK SHOW、TECHNOLOGY、MEDIA ARTの力で、人々の心に希望のメッセージを届けていくという。
これまではALSになると身体は動かせなくなる。そんな未来なら延命なんてしたくない。世界中の人にそう思われ、世界では約9割の人が延命を諦めてきたそう。テクノロジーの力と人間の持つクリエィティブの力を掛け合わせることで、そんな固定概念を覆して、新しい身体拡張の未来を切り拓く。視線や脳波、筋電センサーなどで自身のアバターやロボットアームを操作できる未来がもう目の前にある。全ての人が自分らしく挑戦できる未来が来るという事を体感できる内容となっているとのこと。
『MOVE FES.2024』コンテンツ
①MUSIC LIVE
視線コントロールでPLAYするEYE VDJ MASAのステージをはじめ、『MOVE FES.』に賛同したゲストアーティストのライブを通じて、ALSの未来を切り拓く希望のメッセージを届ける。アーティストとのコラボレーション楽曲やこのイベント限定のセッションなど、『MOVE FES.』ならではのBORDERLESSなMUSIC LIVEを披露。EYE VDJ MASAのライブでは、筋電センサーでコントロールするデジタルアバターや脳波でコントロールするロボットアーム演出など、最先端のテクノロジーを融合した世界初の身体拡張ライブに挑戦する。
②ALS TALK SHOW
武藤将胤と平野裕加里がナビゲーターを務め、日本から世界へ向けて、ALSの最前線を紹介するALS TALK SHOW。テクノロジーの分野とALS治療薬研究開発のファンドレイジング活動の分野からゲストを招き、対談を行う。
③01 ROBOT POP-UP STORE
01 BORDERLESS WEARをデザイン、プロデュースする武藤将胤と、分身ロボットOriHimeの開発者・吉藤オリィ君がタッグを組み、『MOVE FES.2024』限定の01 ROBOT POP-UP STOREをOPEN。接客する分身ロボットOriHimeは、遠隔地から障がいを抱えるパイロットたちが操作する。
④VR ART
今回の『MOVE FES.2024』では、VRアーティストせきぐちあいみ×EYE VDJ MASA(武藤将胤)の新作コラボレーションVR ARTライブペイントを披露する。