UKロックのニューアイコン・ペールウェーヴス、新アルバム「Smitten」リリース

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UKロックのニューアイコン、ペールウェーヴスが4枚目のアルバム「Smitten」をリリースした。今年12月には東京、大阪を周る来日ツアーが決定している。

アルバムのリリースに際しバンドはシングル「Kiss Me Again」をリリースした。「Kiss Me Again」は、砂糖の様に甘いポップなサビが印象的で、一夜の恋を回想する遊び心にあふれた軽快な楽曲だ。この曲について、ボーカルのヘザー・バロン・グレイシーは「「Kiss Me Again」は、無謀であること、そして自分でもいけないとわかっている状況を自分なりに夢中になって楽しむことについて歌っている。「私の場合、ストレートの女の子と楽しむことについてね」とコメントしている。

Kiss Me Again

アルバム「Smitten」の多くは、クィアな関係の始まりの興奮と幸福感をとらえている。アメリカとイギリスを行き来しながら、2年の歳月をかけて制作され、バンドがイギリス北部のルーツを振り返る作品となっている。

ヘザーは「『Smitten』はもう何年も私たちの生活の中に存在しているし、このアルバムをとても誇りに思っている。私たちが創り出した世界と、クィアな愛に対する率直な賛美が大好きなんだ」とコメントしている。

2022年の前作アルバム「Unwanted」で聴けた反抗的なポップ・パンク・サウンドを刷新し、新アルバムでは、鮮烈で耳に残るフック、叩きつけるようなスネア、そして強烈なオルタナティブ・ポップに満ちており、彼女達の出身地であるマンチェスターの新鮮な響きが感じられます。ボーカルのヘザー・バロン=グレイシーは、長い間忘れていた10代の頃をようやく振り返ることができる様になっていることに気がついたと語っている。

「恋に落ちると、深く落ち込んでしまう。誰かに魅了され、惚れ込んだと感じることができるのに、その相手がまったく知らない人になることがあるというのは、私にとって興味深いことなの。だから「Smitten」は、ある時点で私が他の人に感じたことを完璧に要約しているような気がする」とヘザーはアルバムについてコメントしている。