ザ・キュアー、16年ぶりのアルバムが11月にリリースへ
ザ・キュアーが16年ぶりのアルバムをリリースする。2008年の『4:13ドリーム』を最後に活動を休止していた同バンド、新作『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』が11月1日に解禁される。
ちなみに、90日間に渡るワールドツアーで演奏してもいた新曲『アローン』は同アルバムのオープニングトラックで、現在ストリーミングで視聴可能となっている。
同曲についてフロントマンのロバート・スミスはこう声明の中でこう語っている。「このアルバムを解除する曲で、レコーディングした瞬間にこれがオープニングソングになるってわかった。アルバム全体の焦点が定まっていくのを感じたよ」
また同曲の最初の詞を決めかねていたそうで、最終的にイギリスの詩人アーネスト・ダウスンの『ドレッグス』が全てをうまく収めてくれたとロバートは続ける。「しばらく、相応しいオープニングソングの相応しいオープニングラインを見つけるのに苦労したよ。『一人きりでいること』というシンプルなアイデアに取り組んでいたんだけど、頭の片隅には常にオープニングラインを自分は既に知っているはずだという思いがあった」「レコーディングを終えて、イングランドの詩人アーネスト・ダウスンの詩『ドレッグス』を思い出して、この曲、このアルバムは本物だって確信したんだ」
そんな待望の新作『ソングス・オブ・アロスト・ワールド』はジャケットアートにスロベニア人アーティスト、故ヤネス・ピルナットによる1975年の彫刻作品『バガテル』をフィーチャーし、同バンドの長年のコラボレーター、アンディ・ヴェラがアートワークとデザインを担当、アナログ盤、CDの他にも特別2枚組アナログ盤「マイルズ・ショウェル・アビーロード・ハーフ・スピード・マスター2LP」やマーブルカラーのアナログ盤、カセット、インストゥルメンタルバージョンを収録したブルーレイ付きデラックスCDなどで発売される。ウェールズのロック・フィールド・スタジオで録音された収録曲の全リストは数週間以内に公開予定だ。
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