フジコ・ヘミング、ドキュメンタリー映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』よりダイジェスト映像公開

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2018年に公開され、異例のロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』から6年。フジコ・ヘミングの新たな日々を見つめたドキュメンタリー映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』が新宿ピカデリーほかにて全国ロードショーとなった。

2024年も多くの公演を控えていた中、4月に92歳でこの世を去ったピアニスト、フジコ・ヘミング。いつの時代も、どこで暮らしても、自分らしく生きてきた彼女の姿を捉え、本作は4Kカメラで撮影されたダイナミックな演奏シーンをふんだんに盛り込みながら、2020年から4年間の旅路と共に描いたドキュメンタリー作品。フジコ・ヘミングの演奏の魅力を存分に味わえる作品となっている。

今回公開されたMVは、本編中のコンサートシーンから、東京での「ラ・カンパネラ」、サンタモニカでの「夜想曲2番」、横浜での「エオリアン・ハープ」、パリでの「月の光」、最後に東京での「夜想曲2番」の5ステージをダイジェストに編集したもの。

監督を務めた小松莊一良は、前作「フジコ・ヘミングの時間」ではワールドツアーを中心としていたが、本作では戦争やコロナ禍といった困難な時代を乗り越えたフジコ氏の人生に加え、コンサートシーンをより丁寧に撮影したと述べている。

MVでは、そのコンサートシーンの一部を見ることができる。この他にも、サンタモニカ、パリ、東京、横浜、岡山など各地での演奏シーンが映画の魅力となっている。