『POPEYE』バンド特集でも話題のMURABANKU。、2年振りのニューシングル&自主企画発表

アーティスト

MURABANKU。「青梅街道」

スチャラカコアなインストバンド・MURABANKU。(ムラバンク)が、生まれたての新レーベル「テーチレコード」より3曲入りシングル「青梅街道」をデジタルリリースした。

MURABANKU。は、2018年に愛知にて結成。トラッドなジャズからエキゾ、ゲームミュージック、ヒップホップを介してドラムンベースと多種多様で、100年間の音楽を自在に行き来する楽曲が特徴の6人組。2023年には「SUMMER SONIC」に出演、2024年には新メンバーも加入して現体制となった。モデル、theヲタク、読書家、異国情緒、ドレッドヘアー、下北生まれが音楽の元に集まり、渋谷・宇田川町よりまじめにふまじめスチャラカに自分たちのカルチャーを鳴らしている。その数奇なキャラクターと音楽がシティボーイを中心に見つかりはじめ、POPEYEのバンド特集でも取り上げられた。

この度リリースされた「青梅街道」は、Z世代一期生とも言える97年組を中心に集まったメンバーの世代感も色濃く感じられるシングル。CDとサブスクの狭間、宙ぶらりんな世代が幼少期に触れてきた等身大の平成のストリートカルチャーにラブとリスペクトを捧げる表題曲のほか、宇宙人からのメッセージを想像させる「メッセージが届いてます」、そして「ムラバンク節(オルタナver.)」が再録される。通して聴くのが楽しい”僕らなりのストリート”が軽やかなダンスを誘発する1枚だ。

10月26日には埼玉・川越の「つまずく本屋ホォル」にて、ワンマンライブの開催も決定している。11月29日にて開催される新体制MURABANKU。渾身の自主企画「PARTY PEOPLES vol.1 てめえの中のAを弾け」の開催が決定した。共演にはスカート(トリオ編成)が決まっており、一夜限りのコラボレーションもあるようだ。以降もリリースやライブが続々決まっているので、テーチレコードとMURABANKU。のSNSをチェックしておきたい。

土屋慈人(リーダー)楽曲コメント

M1.青梅街道

僕らなりのストリートを──
小学生の頃、公園に集まってDSで通信して遊ぶ、あの時間もストリートカルチャーの一つだと思
うのです。
Bボーイの人たちにずっと憧れがある、けれど自分はちょっと違うのかな?、と眺めていたのですが、ふと思い返せば自分も平成のストリートカルチャーには存在していたんだということが思い起こされて、等身大の僕らなりのストリートを音楽にしてみようとつくり始めました。
もちろん、スケボーやダンスもクールなのですが、当時ニコニコ動画で観たの歩行者天国でヲタ芸を打つ動画も同等にカッコよく、憧れてました。
僕らの憧れる00年のストリート、けれど、どこかスッポコペッポコな僕らの等身大のストリート。
そんな道をラブとリスペクトで結んで生まれた曲です。

M2.メッセージが届いてます

今回、EPではなくSingleとしてリリースしたのは、A面、B面と曲を表したかったからです。普段、私自身もサブスクをメインに聴いているのですが、その中でCDの遊びを入れられないかなと考えました。
そうして生まれた「メッセージが届いてます」。
曲の真ん中に宇宙人からのメッセージがあったら、きっと意味わからなくて面白そうだなと、宇宙人にメッセージをもらいそのまま入れました。
意味がわからない「??」は今の世の中で最も贅沢なものです。お納めください。

M3.ムラバンク節(オルタナver.)

ゲームBGMでは聴くことができますが、DSではまだハードの制約があり生音を出すことは難しく、サンプリングやモジュラーシンセによって「っぽさ」を出しておりました。
私はあの音を聴くと、土曜日、おばあちゃん家にゲームを持っていって、夜布団に隠れて遊んでいた記憶などがフラッシュバック打ち込みなんだけど全部生演奏というコンセプトで改めて自分達の存在を表すような曲に仕上げました。

イマムラタイチ(テーチレコード/ カフェクウワ)コメント

これから、MURABANKU。と一緒にやっていきます!テーチレコードのイマムラタイチです!
MURABANKU。の「今」をパンパンに詰め込んで、全力で鳴らした超渾身の3トラック!!我々は毎日を全力で生きる!自転車を全力で漕ぐ!時には陽気に踊る!自分たちの毎日を彩る音楽は、自分たちで決めていこうぜ!
よかったらMURABANKU。の音楽と共に日々をやり過ごしていこうな!
俺はそうする!