安藤優、HIPHOPの新境地を開拓 1stアルバム「Drink it up」11/11リリース

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「Drink it up」ジャケット写真 / ジャケットデザイン Ririka Hakoishi

46Records所属アーティスト「安藤優」が、ジャンルレスなサウンドと熱いメッセージで彩られた1stアルバム「Drink it up」を11月11日にデジタルリリースすることを発表した。

2024年のソロデビュー以降、1stシングル「BOY」、そしてiTunes Storeのヒップホップ/ラップチャートで36位を記録した1st EP「AY Flow」と、着実にキャリアを積み重ねてきた安藤優。地元山形の伝統芸能である花笠音頭を大胆にラップアレンジした「花笠音頭ラップ」、そして中秋の名月にインスピレーションを得たラブソング「T.M.U.-月が綺麗ですね-」など、型破りなアプローチでリスナーを魅了し続けている。

そして満を持してリリースされる1stアルバム「Drink it up」は、安藤優の音楽的才能と熱い想いが凝縮された、まさに”飲み干す” 価値のある渾身作。UK Garage、2step、Trap、G-Funk、J-HIPHOPなど、様々なジャンルを縦横無尽に駆け巡るジャンルレスなサウンドスケープは、既存のHIPHOPの枠組みを軽々と超越し、新たな地平を切り拓いた。

本作には、Okano_skywalker、YORO、むらけん、roomR、iyo、小原滉平、内山伊織といった、多方面で活躍する豪華アーティスト陣がフィーチャリングで参加。安藤優自身もプロデューサーとして陣頭指揮を執り、各アーティストとの濃密なコラボレーションを通して、楽曲のクオリティを最大限にまで高め上げ、それぞれの個性がぶつかり合い、融合することで生まれる唯一無二のHIPHOPグルーヴは、聴く者の心を揺さぶるだろう。

アルバムタイトル「Drink it up」には、「全ての曲を聴いてもらう」というシンプルな願いが込められている。多様化する現代社会において、「本当のHIPHOPとは何か?」という問いに対し、安藤優は自らの音楽を通して明確な答えを提示。それは、ジャンルやスタイルにとらわれることなく、仲間たちと自由に音楽を創造し、共有すること。グループ活動、舞台経験、MCバトル、そして社会生活を通して培ってきた経験と熱い想いを、余すことなくHIPHOPに昇華させた本作は、現代社会を生きる全ての人々に、自分を貫く勇気を与えてくれるだろう。

安藤優コメント

様々な経験を経て、尊敬するアーティストの皆さんと一緒にアルバムを作り上げることができ、本当に嬉しいです。多彩な楽曲が揃い、刺激的な制作期間となりました。音楽の楽しさを改めて実感できたこの作品を通して、多くの方に勇気を与えるようなHIPHOPを届けたいと思っています。

「Drink it up」収録曲解説

Wa:  日本の「和」のテイストをTrapビートに落とし込んだ、エネルギッシュなオープニングトラック。安藤優の自由な表現力が爆発する。

Drink it up:  アルバムタイトルと同名の、まさに本作の核となるHIPHOPアンセム。G-Funkの重厚なグルーヴに乗せて、安藤優が自身の音楽人生における葛藤と決意を赤裸々に吐露する。グループ解散、BMSGオーディション挑戦、そして2年間の模索…様々な経験を経て辿り着いた「音楽をやる意味」とは?2PacやDr.DreといったWest Coast HIPHOPレジェンドへのリスペクトを込め、自らのスタイルで新たなHIPHOPの道を切り開く。苦悩の末に生まれた即興ラップは、聴く者の魂を揺さぶるような力強さと、等身大のメッセージが共存する、まさに”Drink it up”、全てを飲み干すべき一曲。

Trill (feat. YORO):  オーディション番組での邂逅を経て再会したYOROとのコラボレーション。真実とリアリティを追求したリリックと、2人の息の合ったフロウが光るTrapアンセム。

Pop it tag (feat. Okano_skywalker):  親友であるOkano_skywalkerとの待望のコラボが実現。グループ解散後、それぞれの道を歩んできた2人が、未来への決意を高らかに歌い上げるUK Garageチューン。

Force flow (feat. roomR):  共通の音楽的嗜好を持つroomRとの共鳴が生んだUK Garageトラック。人生の浮き沈みを力強いフロウで表現し、新たな風をHIPHOPシーンに吹き込む。RICKのテクニカルなラップとREIJIのメロウな歌声にも注目。

Juicy (feat. iyo):  スムースなHIPHOPビートが心地よい、チルアウト・トラック。常に高い音楽性でリスナーを魅了するiyoをフィーチャーし、安藤優のラップとiyoのメロディアスなフロウが絶妙に絡み合う。アルバムの中でも比較的ゆったりとしたBPMで、落ち着いた雰囲気の中で聴くものを魅了する。オールドスクールなHIPHOPへのリスペクトを感じさせつつも、現代的なエッセンスも加味された、他にはないオリジナリティ溢れる一曲。

Breaking Dream (feat. むらけん):  闘う男の心情を赤裸々に描いた、エモーショナルなHIPHOPアンセム。むらけんの魂を揺さぶるシャウトと、安藤優の静かな闘志が交錯する。

愛だけあれば (feat. 小原滉平、内山伊織):  BMSGオーディションという同じ舞台で戦った仲間たちとの絆を歌ったJ-HIPHOP。様々な愛の形を描き、内山伊織のソウルフルな歌声が感動を深める。

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