「第67回グラミー賞授賞式」、今年もWOWOWで独占生中継
音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。「第67回グラミー賞授賞式」は、来年2月2日(現地時間)にロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで開催される。
WOWOWでは、2月3日(日本時間)に授賞式の模様を二カ国語版(同時通訳)で独占生中継にて放送&配信、同日夜には字幕版も放送される。なお、ノミネーション発表は11月8日(現地時間)に行なわれるのでこちらも要チェックだ。
今年の2月に開催された「第66回グラミー賞授賞式」では、年間最優秀アルバムにテイラー・スウィフト「Midnights」が輝き、テイラーはスティーヴィー・ワンダーやフランク・シナトラ、ポール・サイモンの持つ同部門3回受賞を超え、過去最多の4回受賞という記録を樹立した。「Midnights」は最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムも受賞。
また、年間最優秀レコードを受賞したのはマイリー・サイラス「Flowers」。同曲は最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)も獲得しており、今回がマイリーにとって自身初のグラミー賞受賞となった。6部門にノミネートされていたビリー・アイリッシュは、「What Was I Made For? [From The Motion Picture “Barbie”]」で年間最優秀楽曲を受賞。彼女にとって2020年の「Bad Guy」以来、二度目の同賞受賞となった。そして、最優秀新人賞には、今年7部門にノミネートされていたヴィクトリア・モネが受賞した。
新たに主要部門に追加された年間最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)はテイラー・スウィフトの「
Midnights」のプロデューサーも務めたジャック・アントノフが受賞、年間最優秀ソングライター(ノン・クラシック)はリル・ダーク feat. J. コール「All My Life」やタイラ「Been Thinking」などを手掛けたセロン・トーマスが受賞した。
グラミー賞といえば、感動的な受賞の瞬間はもちろん、ビッグアーティストたちのパフォーマンスも見どころ。「第66回グラミー賞授賞式」では、授賞式の幕開けを飾ったデュア・リパを筆頭に、「Kill Bill」で本格的な殺陣や特殊演出を用いたシザ、「vampire」歌唱中に背景から血が流れると、オリヴィア・ロドリゴの腕からも血が滴り始めるなど、ノミネートされたアーティストらが渾身のステージを披露。加えて、ラスベガスの球体型アリーナ施設「Sphere」で行なわれたU2のライブは史上初のテレビ中継となり、壁面をすべてLEDスクリーンで覆われたその圧巻の映像は記憶に新しい。今年のグラミー賞も受賞の行方はもちろん、パフォーマンスにも期待が集まる。
今後WOWOWからもノミニーや授賞式の情報を随時、特設サイトやSNSで発表される予定で、世界最高峰の音楽の祭典をぜひ、堪能してもらいたい。
なお、「第67回グラミー賞授賞式」はザ・レコーディング・アカデミー主催のもと、Fulwell 73 Productionsが制作、パラマウント・グローバル・コンテンツ・ディストリビューションが配給する。