マイ・ケミカル・ロマンス、新プロジェクトを示唆?
マイ・ケミカル・ロマンスが、新プロジェクトを示唆している。2013年に解散し、その9年後となる2022年に新曲「ザ・ファウンデイションズ・オブ・ディケイ」をリリースした同バンドは、2023年3月に再結成ツアーが終了して以来、先月ラスベガスで開催されたホエン・ウィ・ワー・ヤング・フェスティバルでヘッドライナーを務めた以外は、ほぼ沈黙を守ってきた。
しかし11日、公式インスタグラムに「もし何かになれるとしたら、何になりたい?」というキャプションと共に「TPK」と訳されるロシア語の文字が綴られた霞んだスカイラインと紙吹雪の画像が投稿されたことで、ファンの間で新作への期待が高まっている。
そのメッセージの意味について、2013年にお蔵入りとなった同バンドの5枚目のアルバム「ザ・ペイパー・キングダム」を指しているのではないかと指摘するファンもいる。
ジェラルド&マイキー・ウェイ兄弟、レイ・トロ、フランク・アイエロで構成されたマイ・ケミカル・ロマンスは、同アルバムに向けて6曲を完成させた後、制作を中止、その後解散していた。
その翌年ジェラルドは、ポッドキャスト番組に出演した際「制作されなかったマイ・ケミカルのレコード」について言及、それは「音楽を書くこと以外の何かを探している」時に作られた「とても暗い」内容のものであったことを明かしていた。
© BANG Media International