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11/21発行『ERIS』第43号はエルヴィス・プレスリー特集、プレスリーを育んだ特別な街・メンフィスにフォーカス

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11月21日に発行となる、購読無料の電子版音楽雑誌『ERIS/エリス』第43号。巻頭には、萩原健太の「特別な街、メンフィスでエルヴィスは何を歌ったのか」と、亀渕昭信の「エルヴィスの幽玄」を掲載する。

エルヴィス・プレスリーの初録音からこの夏で70周年に、エルヴィスにとって特別な街、米テネシー州メンフィスとの関わりについて再注目。萩原健太編集長は、8月に米国で発売されたCD5枚組ボックス「メンフィス」を徹底解説している。

「メンフィス」は、53年から55年にかけてサン・スタジオで録音された初期音源から、筆者最愛の69年アメリカン・サウンド・セッション、73年スタックスでのセッション、76年に自宅グレイスランド内に機材を持ち込んで行われたセッションなど、ほぼ4回にわたるレコーディングから111曲を収録。

亀渕昭信は、7月に早稲田大学大隈記念講堂で鑑賞した、外国人能楽師が英語で演じる能「青い月のメンフィス」観劇記を執筆。能の抑揚で謡われる演目には代表曲の歌詞が散りばめられ、エルヴィスと能の幽玄が融合した世界を紹介する。