ザ・フーなどを手掛けたプロデューサー、シェル・タルミーが死去
音楽プロデューサーのシェル・タルミーが死去した。87歳だった。ザ・フーやキンクス、デヴィッド・ボウイなどの作品で知られたシェルが13日、ロサンゼルスにある自宅で息を引き取ったという。
スカイ・ニュースによれば、ソングライターでアーキビストのアレック・パラオは、シェルが先週末に患った「脳卒中による合併症」のため、自宅で「眠るように」亡くなったと話しているという。
生前から用意していたという声明が14日にフェイスブックに投稿され、キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」、ザ・フーの「マイ・ジェネレイション」などお気に入りの曲をバックに読んで欲しいというそのメッセージにはこう書かれている。「もしあなたが今これを読んでいるのなら、これは私の最後の文章です。もう私はこの世にはおらず、どこか別の場所へと「進んで」いるのです」「私は良い人生を送りましたし、これだけそれが続いたことをとても嬉しく思っています。そして、それ以上に続くレガシーが私にあると言われていることも大きな喜びです」「これを読んでいる人に将来会えることを楽しみにしていますが、焦らないでいいですよ、私はどこにも行きませんから!」
シェルはキンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」「タイアード・オブ・ウェイティング・フォー・ユー」「サニー・アフタヌーン」「ウォータールー・サンセット」、ザ・フーの「マイ・ジェネレイション」などのヒット曲で最もよく知られている。
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