THE MODSの森山達也、北里晃一が書き下ろした自伝的エッセイ集『Hey! Two Punks The Mods : The Early Days 博多疾風編』が11月25日（月）にシンコーミュージックより発売された。
1970年代、博多。無名のミュージシャンが成功を夢見て切磋琢磨するこの街で、運命的な出会いを果たした二人がバンドに明け暮れた日々を笑いあり、涙ありで綴ったエッセイが53篇が収録。これまでTHE MODSの硬質なイメージで覆い隠され触れられることがなかった東京進出までの日々が肩肘張らずに語られている。
バンドを解散して暗中模索の日々を送っていた森山、そして彼に憧れていた北里は、海外から届いたパンクロックの波を敏感にキャッチして、新たな時代へ向けたバンドの夢をサウンドに託していく。青春グラフィティとして、博多音楽シーンのノンフィクションとしても読み応えあり。全ロックファンに捧げる一冊となっている。
同作の発売を記念して、12月4日（水）福岡トヨタホールスカラエスパシオにてトークライブの開催が決定。1970年代二人の出会いから THE MODS結成までのエピソードと当時の憧れのミュージシャンを映像を交えながら紹介される。
チケットは一般発売中。