ZAZEN BOYS
12年ぶりに6枚目のアルバム『らんど』をリリースしたZAZEN BOYS。10月末の武道館公演をSOLD OUTさせた勢いそのままに、日本、中国4箇所を廻る対バンツアーをRe-TROS(重塑雕像的权利)と行う。
その12月19日(木)東京キネマ倶楽部公演のスタンディングチケットがソールドアウトとなり、2階バルコニー席の開放が決定。全自由¥8,300(税込 ・ドリンク代別途)にて、限定枚数の追加発売がスタートした。
Re-TROS
奇しくもZAZEN BOYSと同じく2003年に結成されたRe-TROS(重塑雕像的权利)は、中国ロックシーンでいまや知らない人はいないといわれるほどのロックバンド。ポストパンクシーンで強烈なファンを増やしていたバンドは特にヨーロッパでの評価が高く、これまでDepeche ModeのツアーO.A、さらにはThe XXとの共演を果たすなど、中国ロックシーンにおいて海外で顕著な動きを見せているのが特徴。中国で大注目となった作品『Watch out! Climate Has Changed,Fat Mum Rises…』、それから制作に8年を費やした作品『Before The Applause』といったRe-TROSの楽曲群がZAZEN BOYSとの対バンではどのような化学変化が起こるのか、楽しみだ。
また、ZAZEN BOYSは2019年に上海でイベント出演を果たしているほか、台北の公演をこの夏にSOLD OUTさせており、台北のフェスに出演するなどアジアでの動きも見せている。
ロックにエレクトロ。同じ結成時期。アジアでの展開。さまざまな偶然をもつバンドの対バンツアーは、今回日本では東京、大阪の2公演のみとなる。それぞれ長尺の演奏時間となるはずなので、このZAZEN BOYSとRe-TROS両者のガチンコ対決2番勝負を刮目してほしい。