ロックバンドAKUTAGAWA FANCLUB、12/18に2ndEP「FAUST TWISTED BEATNIKS」をデジタルリリース
「Brutal Solid Noise Rockin’ from Tokyo, Japan」を標榜して活動するロックバンドAKUTAGAWA FANCLUBの2ndEP「FAUST TWISTED BEATNIKS」が、12月18日にデジタルリリースされる。
「高速でバンドとその音楽をアップデートし、世に価値を問う」という目的で制作された、リリース済みのシングル「cyclops walking」「midnight zombies are alright」を含む全6曲入りのEP。バンドの生み出す音楽の強度・深度をより高めた楽曲たちが収録されている。
ポストハードコア・ノイズロックなど従来の音楽性の楽曲はより洗練され、また先行配信されたM4「thirsty blues」やM5「psycho harlem requiem」は、今までにない実験的・挑戦的な楽曲となっており、枠にはまらずバンドの音楽を更新するという意欲にあふれた作品となっている。
そしてタイトルトラックであるM6「faust twisted beatniks」はDrive Like JehuをTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがカバーしたような、ソリッドかつ鋭利なナンバーで、バンドとしての新たな代名詞と言えるだろう。
EP全編を通して「生」に対する欲求・渇望や焦燥が根底にあり、それはバンドがより新しい自分たちの音楽を求める姿勢ともリンクしている。
この先のAKUTAGAWA FANCLUBがどうなっていくのか、注目せざるを得なくなるEPとなっている。
伊藤 秀人(Vo.&Gt.)コメント
12月18日に2nd EP「FAUST TWISTED BEATNIKS」をリリースした。
「高速でバンドとその音楽をアップデートし、世に価値を問う」という目的で、このEPを制作した。
今回のEPには、全編を通して「生」に対する欲求・渇望や焦燥が根底にある。
自分にとって、また多くの人にとって美学そのものと言っても過言ではないロックミュージシャンが、昨年亡くなった。形容し難い喪失感と同時に、「自分を含む、あらゆる人に死は訪れる」という月並みな焦燥感に苛まれ、今自分がやるべきことは何なのかを考えた。
それは「新しい音楽を作り世に放ち続けること」であり、生きている間はその音楽を更新し続けて、会ったことのない人に会ったり、行ったことのない場所に行ったり、可能な限りの未知を経験し尽くしたい、と考えた。
「何もかも足りない、全てをよこせ」といったギラついた空気に満ちており、また自分たちが鳴らしたい音、鳴らすべき音、今まで鳴らせなかった音が詰まった作品になったと思う。
是非聴いて、ビートに乗って転がって欲しい。
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