リンゴ・スター、「ナウ・アンド・ゼン」でグラミー賞受賞を期待
リンゴ・スターは、ザ・ビートルズが「ナウ・アンド・ゼン」でグラミー賞を受賞することを願っているという。昨年AIの助けを借りて完成させた「ナウ・アンド・ゼン」でチャートに返り咲いたザ・ビートルズだが、2025年2月に開催されるグラミー賞で同曲は最優秀レコード賞と最優秀ロック・パフォーマンス賞の候補に挙がっている。
リンゴはミュージック・ウィークにこう語っている。「グラミー賞をぜひとりたいね。それが僕たちのビジネスだから。この曲はいい曲だ。僕たちの本当に最後の曲だよ」
「ナウ・アンド・ゼン」はジョン・レノンが書いた40年以上後にザ・ビートルズの生き残りメンバーであるポール・マッカートニーとリンゴが完成させた。
リンゴは、ポールが連絡をとってきた時のことをこう振り返っている。「彼はこう言ったんだ。「僕たちが作った曲をおぼえている?それを合わせてみたんだ。ドラムを叩いてくれるかい?」ってね」「で、「もちろんだ。ファイルを送ってくれ」って言ったんだ。それでドラムを入れて、コーラスを歌った」「彼は素晴らしい仕事をしてくれた。ストリングスとリード・ギターを加えて、曲に感情を与えてくれた。素晴らしく上手くいったよ。グラミー賞に期待しよう。多くの人がグラミー賞を狙っているからね」
来月、新しいカントリー・アルバム「ルック・アップ」をリリースするリンゴは、AIが音楽に与える影響について少し懸念していることを認めているが、「ナウ・アンド・ゼン」は同テクノロジーのポジティブな面を強調していると感じているという。
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