ロックンロールのルネッサンスマン、トッド・ラングレンが12年ぶりにビルボードライブの舞台へ登場
フィラデルフィアで生まれ育ったラングレンは、10代の頃からギターを弾き始め、60年代サイケデリック・グループの真髄ともいえるナッズを結成しそのキャリアをスタート。
1969年に、彼はソロ・キャリアを追求するためにバンドを脱退し、それ以降は伝説的なデビュー作「Runt」を含めヒット作を連発。
その唯一無二の卓越性と創造への情熱のもと、プログレッシブ・ロックやパワーポップという言葉に定義される音楽を生み出した。プロデューサーとしてもパティ・スミス、チープ・トリック、ホール・アンド・オーツ等名だたるアーティストのアルバムを手掛け、ロックのルネッサンス・マンとしての名声をさらに高めたラングレンは、映画やテレビシリーズの劇伴も精力的に制作。
2017年にはバークリー音楽院とデポー大学から名誉博士号を授与され、名実ともに現代音楽を形成したドクターとなった。12年ぶりのビルボードライブ公演というメモリアルな瞬間を見逃す手はない。
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