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フィッシュマンズ「Uchu Nippon Tokyo」にハナレグミ、君島大空ら出演決定 ライブビューイング&アンソロジーアルバム詳細も発表

アーティスト

「History Of Fishmans」ジャケット写真

奇跡のバンド、フィッシュマンズ。

今年2月18日に東京ガーデンシアターで開催されるFishmans Uchu Nippon Tokyoの第2弾ゲストが発表された。

新たに明らかになったのは、ハナレグミ・こだま和文・GOMA・君島大空の4名。既に発表されているUA、マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)に加えて、ガーデンシアターでのパフォーマンスが盛り上がることは必至。

さらにこのライブがライブハウス2箇所・映画館18箇所という全国20箇所の会場で生中継でのライブビューイング実施が決定。Fishmansとして過去最大規模のワンマンライブの様子を全国のライブハウス・映画館にて大迫力の映像と音響で堪能できる。さらにライブビューイング会場限定で来場者特典として非売品のオリジナル・ステッカーがプレゼントされる。

そしてライブ前日、2月17日には2021年に公開されたフィッシュマンズのドキュメンタリー映画、「映画:フィッシュマンズ」のライブ前夜祭上映が新宿バルト9にて急遽決定した。(上映時間未定)また翌19日に、茂木欣一(Dr)企画・監修のもと、1987年のバンド結成初ライブから2005年の再結成まで辿った貴重な音源を収録したアンソロジーアルバム「History Of Fishmans」の収録内容も公開される。

フィッシュマンズは1991年、バンドブームの最中「ヴァージン・ジャパン」(ポニーキャニン)の第一号アーティストとしてメジャーデビュー。レゲエやロックステディ、ダブに影響を受けたロックバンドとして多くの名曲を残した。なかでも「いかれたBaby」は昨今、ラヴァーズ・ロック界隈はもとより、アンセム・ソングとして有名無名に関わらず多くのアーティストにカヴァーされている。

その後、「ポリドール・レコード」に移籍。東京/世田谷にあった<ワイキキビーチハワイスタジオと称したプライベート・スタジオで製作された、“世田谷3部作”と呼ばれる3枚のアルバムで独自のサウンドを確立。なかでも約35分/1曲収録という「LONG SEASON」は、サブスク解禁とともに世界中で評価されることになった。

1998年12月28日の赤坂BLITZでの公演が実質最後のライヴとなり、後にその音源と映像は商品化され(「男達の別れ」)、「LONG SEASON」とともに世界中で圧倒的評価を得ている。1999年のボーカル佐藤伸治の逝去とともに活動を停止していたが、2005年のRISING SUN ROCK FESTIVAで再始動。メイン・ヴォーカルをドラムの茂木欣一の他、ゲスト・ヴォーカルを迎えて断続的にライブ活動を行っている。

「映画:フィッシュマンズ」は映像関係者有志の発案で、クラウドファンディングにより制作。歴代メンバー、関係者へのインタビューを交え、当時の貴重な映像、2019年リハーサル〜ライブ映像を収録したドキュメンタリー映画として制作。約3時間の長編かつコロナ禍での公開ながら口コミで評判を呼び、全国展開され動員は3万5千人を超え、ミニシアターランキング1位を記録した。

ライブ翌日の2月19日にリリースされるアンソロジーアルバム「History Of Fishmans」は、「映画:フィッシュマンズ」がバンドの軌跡を映像で追った作品であるならば、バンドの軌跡を“音”で追った作品となる。

茂木欣一による企画・監修の元、デビュー前の貴重な音源からラジオ出演時の同録、未発表ライヴやデモテープを、カセットテープ やDAT、マルチテープなどから2年をかけてデジタル・アーカイヴ化、茂木自身のインタビューによる全曲解説も付属した渾身のBOX。ぜひチェックしてみてほしい。