「ソウル・マン」サム・ムーアが死去、享年89歳
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米歌手サム・ムーアが死去した。89歳だった。ソウルデュオ、サム デイヴで知られたサムが10日、フロリダ州コーラルゲーブルズで手術の合併症により帰らぬ人となった。
1961年から1981年の間、1988年に50歳で他界したデイヴ・プレイターとともに活躍したサムは、「ソウル・マン」「ホールド・オン」などのヒット曲でソウル・ミュージック・シーンに新しい息吹を吹き込んだ60年代最高のライヴ・アクトの1つに数えられている。
サム デイヴは、「ソウル・マン」でグラミー賞を受賞、また1992年にはロックの殿堂入りを果たした。
キャリアを通して、ブルース・スプリングスティーン、ドン・ヘンリー、エルトン・ジョン、フィル・コリンズ、マライア・キャリーといった大物アーティストらと共演した。
サムの訃報を受けて、数々の追悼メッセージが寄せられており、ブルースは「アメリカで最も偉大なソウル・ヴォイスのひとり」と称賛した一方でナイル・ロジャースは「素晴らしい友人」と故人を偲んでいる。
© BANG Media International
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