チョ・ソンジン、ラヴェル生誕150周年記念アルバム第1弾を1/17発売
今年迎えるモーリス・ラヴェル生誕150周年を記念して、ラヴェルのピアノ作品全曲録音プロジェクトに挑んでいる世界的ピアニスト、チョ・ソンジン。リリース第1弾として、ラヴェルによるソロ・ピアノ作品を全曲録音したアルバム「ラヴェル:ソロ・ピアノ作品全集」が1月17日に発売となった。 また、アルバムのリリースを記念して、収録曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」のミュージック・ビデオが公開されている。
Seong-Jin Cho: Ravel – Pavane Pour Une Infante Défunte
さらに、リリース第2弾となる「ラヴェル:ピアノ協奏曲全集」の国内盤CDが2月21日に発売されることが決定し、1月17日より予約がスタートした。
本作では、指揮者のアンドリス・ネルソンス率いるボストン交響楽団を迎え、ラヴェルの2つの協奏曲を録音。ラヴェルが当時耳にしたジャズ、そして同時期を生きたアメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの影響を受けたといわれる作品を、チョ・ソンジンの卓越した技術と研ぎ澄まされた美しい音色で楽しめる内容となっている。
昨年、カーネギー・ホールでアンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団と「左手のためのピアノ協奏曲」を演奏しているチョ・ソンジンは、今作について「ボストン交響楽団と演奏していると、フランスの精神が脈々と流れているように感じられて、私に大きなインスピレーションを与えてくれます。そして、アンドリス・ネルソンスと共演は、いつも最高に幸せな気持ちにさせてくれます」とコメントを寄せている。
チョ・ソンジンは2015年第17回ショパン国際ピアノコンクールで優勝して以来、ベルリン・フィルハーモニーのアーティスト・イン・レジデンスを務めるなど、世界的に活躍している韓国出身のピアニスト。他にも第7回浜松国際ピアノコンクールで最年少優勝、17歳でチャイコフスキー国際コンクール第3位入賞するなど数々の世界的コンクールで実績を残し、世界最高峰の若手ピアニストの一人として名を馳せている。
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