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Aぇ! group、AmBitiousがラジオ番組『カンバリ!』について対談、大阪城ホールでの公開収録は「パーソナリティとして誇り高い」

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FM大阪の人気番組『カンバリ!』の初の公開収録『FM OSAKA 55th anniversary リスナー感謝祭 ~カンバリ!春のFAN祭~』が2025年2月7日(金)、大阪城ホールで開催される。2018年にスタートした同番組は現在、Aぇ! groupと関西ジュニア内グループ・AmBitiousのメンバーが週替わりでDJを担当。今回のイベントはFM大阪の開局55周年を記念して行われ、さらにAぇ! groupは3月末の放送で番組卒業となる。そこで今回は番組に出演しているAぇ! groupの正門良規、末澤誠也、小島健、AmBitiousの真弓孟之、永岡蓮王に『カンバリ!』への思いについて語ってもらった。

ーー大阪城ホールでの公開収録『リスナー感謝祭』の開催が近づいてきましたね。

小島:リスナーのみなさんの反応を直接見ることができるので楽しみです。あと、ラジオの公開収録を大阪城ホールで開催するのって、なんだか格好いいですよね。オードリーさんが東京ドームで公開収録を実施されたように、芸能界で仕事をする者として大きな会場での公開収録は一つの憧れ。そういう意味でも待ち遠しいです。

正門:『カンバリ!』がこんなに大きい規模の番組になるとは当初は思ってもいませんでした。だから一人のラジオパーソナリティとして誇り高く感じます。だからこそ良いイベントにしたいです。『カンバリ!』の代名詞の一つに罰ゲームがあるので、それを大阪城ホールでもやってみたいですね。アヒルのビリビリなど、「いつものラジオでもやりたくないのに、大阪城ホールでやるのはほんまに嫌やな」ってことをあえてやりたい。『カンバリ!』らしさはそういうところだと思うんです。

末澤:ただ大阪城ホールでの公開収録だからといって気負いすぎず、普段通りの空気感でやりたいです。後輩たちと『カンバリ!』もほとんどやったことがないですし、新鮮な雰囲気が出せるはず。僕はずっと「鍋を囲みながら番組をやりたい」と言っていたんですけど、大阪城ホールで実現できないかな? 事前に作ったお鍋でもいいから、鍋ラジオがやりたいです。

永岡:Aぇ! groupさんが3月末の放送で卒業ですし、また『カンバリ!』は関西ジュニアがずっとお世話になっている番組でもあるので、いろんな方に感謝をお届けする公開収録にしたいです。でも、どんなイベントになるか想像がつかないですよね。コンサートだったら外周を回ったりできるけど、今回はマイクを囲ってみんなで座って喋ることになるので、いろいろ未知数です。

真弓:いろんなラジオ関係者の方が「『カンバリ!』の公開収録がおもしろすぎたから、自分たちもあんなイベントをやってみよう」と言っていただけるものにしたいです。笑いに包まれた公開収録にして、“公開収録界”の伝説を作りたいです!

ーーAぇ! groupの皆さんは3月で番組卒業となりますね。

小島:自分で自分のことを讃えたいですね。よく5年間も生放送をがんばったな……って。

末澤:むしろ小島はよくクビにならずにここまでやってくることができたよね(笑)。あの小島がちゃんとやってこれたから、AmBitiousは絶対に大丈夫!

正門:それにAmBitiousって、僕らよりも若い年齢から『カンバリ!』をやっているから、トークや回し方の成長もすごいはず。だからAぇ! groupから学ぶものはないと思う。自分たちもそうだったけど、『カンバリ!』はそのグループの人となりが出る番組。だから、これから番組を担当する後輩たちもそれぞれのスタイルを大切にしてがんばってほしいです。

ーーちなみに真弓さん、永岡さんにとってAぇ! groupはどんな存在ですか。

永岡:僕は、先輩グループがデビューする瞬間を近くで初めて見たのがAぇ! groupさんでした。めちゃくちゃ刺激になりました。「いつかこうなりたい」と憧れましたし、「でももっと頑張らないとAぇ! groupさんのもとにはたどり着けない」とも感じました。あと小島くんは、僕らのYouTubeでコントをやったときも見届けてくださいましたし。そうやってみなさんずっと僕たちのことを気にかけてくださって、お兄ちゃんみたいな存在です。

真弓:まさに“光”のような存在です。着実に実力をつけながら、陽が当たる場所へと上がっていって、デビューを掴み取った印象があります。僕らが歩みたい道を背中で見せてくださっています。あと、一人ひとりがめちゃくちゃおもしろい。全員おもしろくて、キャラがバラバラ。まさに憧れの空気感を持っているグループです。

正門:ちなみに二人って『カンバリ!』の放送のとき、何分前にスタジオに入っているの?

真弓:15分前です。そこで台本にまつわる話やそれぞれの近況なんかを一度話し合ってから、おもしろければオープニングトークに持ってくるやり方です。

末澤:そのあたりにグループごとの特色がありますね。僕らは結構ぎりぎりでスタジオに入るんです。事前に話すことを決めると、生放送の感覚が出ない気がするから。だから逆にその場、その場でリアクションしていく流れですね。

正門:そういうやり方だから、オープニングトークはだいたい、予定時間をオーバーするよね(苦笑)。でもスタッフさんも無理に止めたりせず、楽しんで聞いてくれるから、話が余計に盛り上がっちゃう。最初の頃は早めに集まって打ち合わせをしていたんですけど、もっと「生放送感を大事にしたいね」と思って、入り時間も変わってきた感じです。

小島:いやいや、AmBitiousはもっと早くにスタジオに入った方がいいよ! 自分が伝えたいことは、「もっと感謝の気持ちを持て!」です。僕らは収録前、いつもマイクの前に手を合わせて「ありがとうございます、今日もよろしくお願いします」って欠かさずやってるから。『カンバリ!』のカンは、感謝のカンだから。だから早めに入って感謝をもっと表そう。

正門:そんなことやっているって、初めて聞いた(笑)。小島はもっとAmBitiousを見習った方がいいですね!

ーーそんな『カンバリ!』ですが、みなさんにとってどのような場所ですか。

小島:自分は『カンバリ!』のリラックスできる空気感が大好きでした。特にライブなんかでこの3人で喋るときって、『カンバリ!』みたいな雰囲気に自然となるんですよね。

正門:それはすごく分かる。あとさ、末さんはほかのお仕事のときなんかでもトークであまり噛まなくなったよね。っていうか、噛んでも喋りを諦めなくなった。それってやっぱり『カンバリ!』という場所のおかげなんかな?

末澤:途中で諦めそうになっても、できるだけ喋り切るようになったかな。5年も番組をやらせてもらってまだ噛んでいるってことはある意味、成長してないんかもしれんけど(笑)。ただ、喋りの楽しさに気づかせてくれた場所かもしれません。

永岡:自分たちも気を張らずにナチュラルに臨ませてもらっているので、プライベートな感覚を出せる場所になっています。

真弓:リアルな自分をお届けできる場所ですね。だから、たとえばプライベートでハプニングが起きたときも、誰かに話したりせず「今度『カンバリ!』で喋ろう」「これカンバリ行きや」となるんです。僕の日常にはいつも『カンバリ!』の存在があります。

ーー今回の大阪城ホールでの公開収録は、FM大阪の開局55周年記念イベントでもあります。最後にメモリアルイヤーを迎えるFM大阪へのメッセージもお聞かせください。

永岡:55周年おめでとうございます。AmBitiousとしても周年ごとにお祝いさせていただきたいです。今後もお世話になります!

真弓:人生100年時代ですから、55周年はまだまだお若い! ですからAmBitiousと一緒にこれからも成長していきましょう。

小島:55周年、とてもおめでたいです。その中で5年も『カンバリ!』で携わることができて嬉しいです。今後もよろしくお願いいたします。

正門:55年もラジオ局としてエンターテインメントの第一線を走り続けてこられ、そこで5年間も『カンバリ』をやらせていただいて光栄です。関西人として、大阪でラジオのレギュラーを持つのは夢の一つでした。叶えてくださって本当にありがとうございます。

末澤:55年も何かを続けることは簡単ではないし、その瞬間に立ち会えているのはすごく光栄です。次は100周年を目指してもらって、僕らもその歴史の中でぜひいろいろやらせてください。

取材・文=田辺ユウキ 写真=オフィシャル提供(撮影:渡邉一生)

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