オアシス、「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ」25周年記念盤をリリースへ

オアシスが4枚目のスタジオアルバム「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ」の25周年記念盤を今月28日にリリースする。2000年にリリースした同作は、クリエイション・レコーズの閉鎖を受け、オアシスが設立したビッグ・ブラザー・レコーディングスからの第1弾で、ポール・”ボーンヘッド”・アーサーズとポール・マッギーガンの1999年の脱退を受け、リアム&ノエル・ギャラガー兄弟とドラムのアラン・ホワイトで制作された。
このアルバムを引っさげたツアーからは、ギターのゲム・アーチャーとベースのアンディ・ベルが加入、新たなオアシスの始まりとなった作品としても知られている。
そしてサウンド的にも、シタールやメロトロン、逆回転ギターなどを取り入れ、それまでのブリットポップからよりサイケデリックな曲調へと移行、「ファッキン・イン・ザ・ブッシーズ」ではマレー・ラーナー監督の「ワイト島1970/輝かしきロックの残像」「ゴー・レット・イット・アウト」ではジョニー・ジェンキンスの「アイ・ウォーク・オン・ギルデッド・スプリンターズを取り入れるなど、オアシスにとって初となるサンプリングが使用された。また、リアムが「リトル・ジェームス」で初のソングライターデビューを飾ったことでも知られる。
今回のリイシュー盤はシルバーとマーブルのカラーヴァイナルとなっており、リリース25周年となる7日には、「ゴー・レット・イット・アウト」の新たなリリックビデオが公開された。
© BANG Media International
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