ビーチボーイズ「スマイル」の立役者、ヴァン・ダイク・パークスが12年ぶりに来日

古き良きアメリカン・ミュージックを軸に、独特のスタイルを作り上げて来たヴァン・ダイク・パークス。プロデューサー、ソング・ライター、アレンジャーとして長年活躍し、ビーチボーイズによる名盤「スマイル」の立役者としても知られる彼が、12年ぶりに来日公演を開催する。

Van Dyke Parksの音楽を再生

子役として活躍した幼少期から、音楽への特出した才能を発揮していた彼は、テリー・メルチャーとの出会いでキャリアをスタート。のちにブライアン・ウィルソンとも交友を深め、名盤「スマイル」を含めたビーチボーイズの数々の名曲を共作するに至る。

ハリウッドの映画音楽とフォークの融合として大絶賛を浴びた自らの作品制作を進めながらも、ランディ・ニューマンやライ・クーダー、リトル・フィートなどのアルバム制作を手がけるなど、幅広く活躍。

また、LAで録音された、はっぴいえんどのラスト・アルバムにソング・ライター、アレンジャーとして参加するなど、日本との繋がりも深い。細野晴臣や大滝詠一に大きな影響を与え、細野晴臣とはライブでの共演、トリビュート作品への参加など、今日まで続く絆を築いている。

モダン音楽の礎を創り上げたマエストロの世界観を、ぜひ体感してほしい。