バルーン企画アルバム「Fall Apart」にReol&椎乃味醂が参加 須田景凪初の野外ワンマンライブも決定【コメント到着】
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須田景凪として活動し、セルフカバーと合わせてYouTube総再生回数が1.5億回を超える代表曲「シャルル」を生み出したボカロP“バルーン”の企画アルバム「Fall Apart」が、4月16日に発売される。
本作は、バルーンの既存楽曲を、彼がリスペクトするアーティストたちが新たにアレンジした5曲と、新曲「WOLF」を含む全6曲収録予定のハイブリッドな作品だ。
今回、参加アーティスト第4弾として、ヴォーカリストにReol、アレンジに椎乃味醂が参加し、2017年にリリースされたバルーンの代表作「レディーレ」をアレンジカバーすることが発表された。
これまで、企画アルバム参加アーティストとして、第1弾で新曲「WOLF」に客演参加したヒトリエ、第2弾で「メーベル」をカバーしたなとり、第3弾で「雨とペトラ」をカバーした東京スカパラダイスオーケストラと高畑充希が発表されている。
また、「Fall Apart」映像付き商品には、須田景凪スタジオライブ「”Fall Apart” Studio Reel」の模様が収録され、収録曲と同じナンバーが披露される。
さらに、須田景凪として、4月19日に日比谷公園大音楽堂にてワンマンライブ「須田景凪 LIVE 2025 “花霞”」の開催が決定。自身初の野外ワンマンライブで、一夜限りのイベントとなる。
バルーン / 須田景凪 コメント
似た境遇のもと、違う場所で走り続けているReolさんと、サウンドで情景や思想を提示できる椎乃味醂くんに「レディーレ」という曲を託しました。
この曲は当時、「もしかしたら二度とこのカルチャーには帰って来れないかもしれないな」と思いながら、それでも”いかに自分の美学のもと生きていくか”というテーマで書いた曲です。
ふたりのフィルターを通して、この楽曲に込めた意味合いが、より生々しく、より焦燥感を帯びた響きに生まれ変わりました。傷だらけでも、強く走っていけるような。そんな感覚になりました。ぜひ。
Reol コメント
この度バルーンさんより素敵な企画にお声がけいただき「レディーレ」にてご一緒させていただきました。Reolと申します。
バルーン楽曲は軽やかで歌うようなギターサウンドとメロディラインの上、ヒリヒリとした人間たちの一番デリケートな部分を美しくしかし切なくなぞっていくような歌詞世界が印象的です。今回預けていただいた「レディーレ」はその繊細な表情の機微がことさら切実に迫ってくるような曲でした。景凪さんから楽曲制作当時のバックボーンを拝聴し、なるほど合点がいきました。
椎乃味醂さんの静かに叫んでいるようなサウンドに導かれて、とても自然にこの曲に向き合うことができておりました。わたしたちなりの「レディーレ」を、また違った視点から表現できたのではと思っています。Fall Apartリリース、楽しみにしています!おめでとうございます。
椎乃味醂 コメント
クリエイターとして道を切り開いて下さった大先輩であり、リスナーとして音楽を始める前から拝聴し、憧れでもあったバルーンさん、そしてReolさん両名とご一緒できることが夢のようです。
レディーレは、バルーンさんの楽曲のなかでも個人的に5本指に入る、とても好きな作品です。お話を頂いた時、まず嬉しさと光栄な気持ちが、そして改めて原曲を聴き返し、完成されすぎている作品をどうアレンジしようかと恐れ多さでいっぱいになりました。
しかし、そういった様々な感情を含めた今の椎乃味醂という人格へ、迷うことなく作品を通し仕上げることが、この楽曲の叶うところであると信じ、自分なりに再解釈をさせていただきました。
素晴らしい楽曲であるレディーレを、前を向き続ける力に満ちたReolさんと共に、新たな形で届けられることを嬉しく思います。よろしくどうぞ。
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