【猫の日】大黒摩季、劇場版『ふにゃ〜り日和』主題歌「なつかしい日々」配信リリース&猫の日イベントに出演決定【コメントあり】
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大黒摩季が、劇場版アニメ『劇場版『ふにゃ〜り日和』ねこ駅長 さくらの物語』の主題歌「なつかしい日々」を2月22日の“猫の日”に配信リリースした。
2023年12月5日に1年半ぶりの新曲「STAND UP!!★」をリリースした大黒は、2022年公開の『劇場版『にゃん旅鉄道』』の主題歌「今そこに君がいる今ここに僕がいる」に続き、福井政文監督(MMDGP)からのオファーを受け、2作連続で同シリーズの主題歌を担当した。
映画は、先代の駅長らぶの死後、新駅長となったさくらの奮闘を描いた物語。2024年10月に福島で先行上映され、全国公開が2月22日に開始された。
会津鉄道・芦ノ牧温泉駅を舞台に、実写とアニメで構成された本作は、猫の愛らしい仕草や心温まるストーリーが特徴である。大黒は、主題歌「なつかしい日々」で主人公さくらの心情を表現し、ノスタルジックでハートフル、そして切ない楽曲に仕上げた。
サウンドプロデュースは、徳永暁人が担当。doaのメンバーとして活動し、稲葉浩志(B’z)のソロ活動のサポートや、ZARD「永遠」などのヒット曲を手掛けた徳永は、アコースティックギターを主体とした温かいサウンドで楽曲を彩った。
レコーディングには、アコースティックギターとチェロに伊藤ハルトシ、ドラムに河村”カースケ”智康が参加。
リリース当日には、LINE CUBE SHIBUYAで開催される「ねこの日おめでとう MUSIC FESTIVAL 2025」に出演し、「なつかしい日々」や前作の主題歌「今そこに君がいる今ここに僕がいる」など“猫曲”を披露する予定。
昨年12月31日に55歳を迎えた大黒は、2026年に35周年を迎える。2025年は「55 BLACK」と「55 RED」の2枚のアルバムを制作し、2種類の全国ツアーを開催する予定だ。
大黒摩季コメント
リリースの喜びもさることながら、待望の!『劇場版『ふにゃ〜り日和』ねこ駅長 さくらの物語』全国上映スタート!!おめでとうございます★
現在各種6匹の猫と暮らし、長きに渡りお猫様に元祖メンヘラ女子による不安定のバランスをとってもらってきた、自称猫ラーの私にとって、『劇場版にゃん旅鉄道』からの「らぶ」ちゃんと「さくら」ちゃんとのご縁は、そんなお猫様たちへの恩返しであり、また2作連続で主題歌を手掛けられたことは、幸せの極みでございます。
当初は、“猫の気持ち”をラブソング化して欲しい、というニーズに悩みもしたものの、一旦“自分が猫になったら”と思えば、そもそも忠実で愛情表現溢れるワンちゃんタイプでもなく、猫達と猫同士のように暮らしてきた私にはファンタジー世界なわけでもない、むしろ公私共に付き合う男性陣からきまって“猫系女子”と笑われてもいたので、いざエンジンがかかり出したら、猫目線からの日常が素敵に広がりました。
「なつかしい日々」にあたっては、制作していた頃は能登地方へのチャリティ活動中でもあったので、何の覚悟も予想もつかぬ間に愛する人を失った人のお気持ちが、自身の母も震災ではないけれど急死した時の気持ちと重なり、深く深く共鳴して、その不慮の喪失感がやり場もないままに心の蓋となってしまっている無風・無感の日々などを、どう消化して良いのかと悩んでいた時でもありました。
それが、「らぶ」ちゃんを失い、「らぶ」ちゃんをお手本にしていたからどうして良いのか毎日迷ってしまい、その心の疲労で泣けてくるぼんやりしてしまう、同じになんて生きられないという哀しみになってしまう…、など、むしろ「さくら」ちゃんを描くことにより、私の中でも母への後悔や心の痛みをきちんと消化して、自らの意志で一歩を踏み出すきっかけ、闇が開けた朝一番の光になった気がしています。その自分なりの結論や答えが出た時の光感がやけにキラキラしていたのを思い出します。
これまでの鼓舞系ROCKとはまた違い、55歳という年齢になって遅まきながら出てきたであろう本当の意味の包容力を音にしたくて、同年代の徳ちゃん(徳永暁人くん)と紡ぎあげました。
「生きることに疲れて、ほんのりノスタルジーに浸りたい時」
「泣きたいけれど、堪え性が染み付いて体と心が固くなってしまっている時」
「ふと力を抜きたい時」
「愛する人を失って立ち止まっている時」
この優しく懐深い音たちが、あなたの心に潤いと温かな光になってくれたら嬉しいです。
作った時期が実はリリースと逆になってしまっていたのですが「なつかしい日々」を聞いて心温まったら笑顔で「STAND UP★」して、尊い自分の人生の扉をもう一度開けて、ゆっくりでも最初の一歩歩き出してくださいね。
2025,2,22 大黒摩季
広告・取材掲載