ポール・マッカートニー、ジョー・コッカーのロックの殿堂入りを支持

ポール・マッカートニーがジョー・コッカーのロックの殿堂入り支持を表明した。すでにザ・ビートルズのメンバーとしてとソロで2度のロックの殿堂入りを果たしているポールが、今年の候補に挙がった2014年12月に70歳で他界したジョーを推薦している。

ジョー・コッカーの音楽を再生

ビルボード誌によると、ポールはこう綴ったという。「ジョーは素晴らしい男性であると同時に、そのユニークなスタイルで素晴らしいパフォーマンスの数々を生み出した名シンガーです」「彼が歌った私たち（ザ・ビートルズ）の歌「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」のデニー・コーデルがプロデュースしたバージョンは、とても想像力に富んでいました」「ロックンロールの歴史にジョーが残した偉大な貢献は、パネルの全員がご存じのことでしょう」「彼の殿堂入りへの働きかけはこれまでなかったかもしれませんが、彼はこのような輝かしい仲間たちの中に入るにふさわしいと知り、非情に喜ぶと同時に感謝していると私は知っています」

今年、初ノミネートを果たしたジョーのほかには、オアシスやジョイ・ディヴィジョン／ニュー・オーダー、シンディ・ローパー、アウトキャスト、サウンドガーデン、ザ・ホワイト・ストライプス、ビリー・アイドル、ブラック・クロウズ、バッド・カンパニー、マライア・キャリー、チャビー・チェッカー、マナー、フィッシュが候補に挙がっている。

最初の商業的リリースから25年が経過していることが条件となっているロックの殿堂、今年度の投票はすでに始まっており、その約半分の候補者が殿堂入りする見込みだ。

© BANG Media International