ファットボーイ・スリム、コーヒーテーブルブックを出版へ

DJのファットボーイ・スリムが、自伝向けの「面白い部分を思い出せない」という理由から、自身の音楽キャリアを記録したコーヒーテーブル・ブックを出版することにしたという。
業界40周年を記念して、写真、ツアーポスター、長年かけて収集した記念品などを掲載した「イット・エイント・オーバー・ティル・ザ・ファットボーイ・シングス」について、声明にこう綴っている。「来年、僕はショービズ界で40周年を迎えるんだけど、それを記念して、僕の波瀾万丈の長いキャリアの中で保管してきたものを集めた大きな本を作ろうと思ったんだ」「僕が保管してきたものを見て、それが何を意味するのか、1冊の大きな美しい本で読んでみてて欲しい」
またインスタグラムに投稿した動画の中で、自伝の代わりにビジュアルブックを作ることにした理由について、こう説明している。「僕は40年間ショービズの世界にいる。長い間、様々なキャリアを積んできた。スリルと波乱に満ちた楽しい人生だった。人生の中で、キャリアの中で、「自伝を書かないか」と言われる時が来る」「面白い部分が思い出せないし、思い出せる面白い部分は子供たちや両親がまだ生きているうちに出版するわけにはいかないから、それは実現しない」
1000枚近い画像が掲載される300ページ以上の「イット・エイント・オーバー・ティル・ザ・ファットボーイ・シングス」は3月12日に予約受付開始となる。
© BANG Media International
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