レディオヘッド、今年ニューアルバムをリリースへ?

レディオヘッドが今年戻ってくるようだ。バンドはRHEUK25というLLP(有限責任パートナーシップ)を3月10日に登録しており、10枚目のアルバムをリリースしたり、2018年以来のツアーを行うのではないかという憶測を呼んでいるが、単に過去の作品のリイシューを準備している可能性もある。LLPを設立することで、通常のレコードレーベルを使わずに作品をリリースすることが可能となる。
提出書類には、レディオヘッドのメンバー5人全員(トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、コリン・グリーンウッド、エド・オブライエン、フィリップ・セルウェイ)が事業体の役員として記載されている。
レディオヘッドは以前、2016年のアルバム「ア・ムーン・シェイプト・プール」をリリースする数ヶ月前にDawn Chorus LLPを登記し、2021年に「キッドA」と「アムニージアック」を合わせたリイシュー盤「Kid A Mnesia」の企画を発表する6ヶ月前にもSpin With A Grin LLPを設立していた。
また2022年には、トムとジョニーのサイドプロジェクト、ザ・スマイルも、デビューアルバム「ア・ライト・フォー・アトラクティング・アテンション」をリリースする前にSelf Help Tapes LLPを登録していた。
そんなレディオヘッドは13日、インスタグラムに1995年のアルバム「ザ・べンズ」のリリースから30年を記念して「『ザ・ベンズ』30歳の誕生日おめでとう」と投稿しており、復帰へのさらなる期待が高まっている。
ザ・スマイルは昨年、ジョニーが感染症で入院したことから、ヨーロッパ・ツアーをキャンセルしていた。
© BANG Media International
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