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FYURA、令和時代を潤す6人の歌声が溶け合うキラーチューン「声は風」

アーティスト

FYURA

Niina、Vivyy、LUNA、k2、Yuki、yuzuからなる、出身地も好きな音楽も性格も生い立ちも異なるふぞろいの若き6名。

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デビューまでの道のりは決して平坦ではなかった。プロジェクトは2年半前にスタート。

合宿を繰り返し、メンバーがセレクトされていったものの、一時はプロジェクトの存続も危ぶまれた。しかしながら音楽性が一致した6人が1年前に自発的にグループを結成した。デビューに向けて不安を抱えながら毎日のように声を合わせ、努力を重ねた。紆余曲折あったことで却って結束力は高まり、リードボーカリスト6人の歌声が溶け合うことで独自のゆらぎを生み出した。

アーティスト名 FYURAとは、“1/fの揺らぎ”を由来としているのだ。

デビュー曲となった「声は風」は、2025年4月4日に公開され大ヒット中の映画『片思い世界』と連動した公式インフォーマルソングである。本作の脚本は稀代のヒットメーカー坂元裕二、監督は土井裕泰、配給 / 制作はリトルモア。いわゆる映画『花束みたいな恋をした』を創出したチームだ。

座組は異なるのだがインスパイアソングとして大ヒットしたAwesome City Club「勿忘」が思い起こされる。

映画『片思い世界』は、広瀬すず、杉咲花、清原果耶による奇跡のトリプル主演。姉妹ではないが家族のように共同生活する美しい映像美のもと、まるでアニメーション作品のように驚きの物語が展開されていく。なお、「声は風」の作詞は、坂元裕二が明井千暁名義で手がけていることも話題だ。音楽が鍵であり、主題となる映画作品なのである。

FYURAによる「声は風」は、本編で流れた合唱団による伝統的な合唱曲を、ボーカルグループとしてコンテンポラリーな要素を取り入れ、コーラス・スタイル、リードボーカルのあり方を自在にアレンジメントして6人ならではのポップソングへと昇華。中毒性高いメロディーの魅力はそのままに、楽曲に内在するせつなき感情を各自が得意とするハーモニーによって強調している。

映画本編のストーリーへと通じる「声は風」というタイトル、そして歌詞が持つ本当の意味。映画を観た後に改めて理解する過程が、高度な歌唱力によって繊細なるままに具現化されているのだ。

現在、映画とリンクするかのように共同生活するメンバーは毎日のSNS投稿でTikTokやインスタなどフォロワーも急激に増加中。バズも起き、ティーンからの注目度も大いに高まっている状況だ。映画をきっかけに、たくさんの引き出しを持つ彼女らの魅力に触れる方も増えることだろう。2025年、FYURAの活躍に注目すべきだ。

テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)

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