The Marías、最新バラードシングル「Back To Me」とサプライズ曲「Nobody New」を同時リリース

グラミー賞にノミネートされた実績を持つバンド、The Maríasが、ニュー・シングル「Back To Me / バック・トゥ・ミー」とサプライズ・トラック「Nobody New / ノーバディ・ニュー」をリリースした。
さらにバンドは、C Prinzが監督を務めた「Back To Me」のオフィシャル・ミュージック・ビデオも公開している。この映像は、しっとりとしたバラードの持つ湿気を感じさせるような雰囲気と、歌詞に込められた情熱を反映した内容となっている。
Josh Conwayがプロデュースと共作を手掛けた「Back to Me」は、絶望と憧憬を描いた楽曲。ドリーミーなシンセサイザーの音色、重厚なベースライン、そして中毒性のあるキャッチーな歌詞が印象的だ。
一方、サプライズ・シングルである「Nobody New」は、リード・シンガーMaría Zardoyaのラテン系のヴォーカルが、メランコリックでスローテンポなトラックを引き立て、孤独というテーマに寄り添っており、Benny Blancoがライターとしてクレジットされている。これらの2つの新曲は、来週末に開催されるコーチェラ・フェスティバルでのパフォーマンスのために制作されたという。
Maríaは今回のリリースについて、「「Back to me」は、昨年リリースされたアルバム「Submarine / サブマリン」が完成した2、3ヵ月後に書いた曲です。私たちはバンドとしてスタジオでジャムっていて、メンバーは新しいシンセの音や不吉なコードを試していた。私はすぐにヴォーカル・ブースに入り、どの曲よりも早くメロディと歌詞が浮かんだ。まるで神様のお告げのように感じた。この曲を完成させた後は、「Submarine」を超えた新しい時代の幕開けのように感じた。新しい世界への序章だと思ってほしい。」とコメントしている。
アルバム「Submarine」は、失恋直後の生々しい感情を扱った作品である。「Back To Me」はその後に続くものであり、元恋人が新しい相手へと移っていく際に実際に別れが訪れる瞬間に伴う感情を描いている。最終的に元恋人(自分自身)に戻ってきてほしいとは思わないまでも、その瞬間の、その痛みを和らげたい時の感情がこの楽曲に込められている。
Photo Credit: Jaxon Whittington
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