マイケル・ジャクソンの伝記映画、2部作になる可能性

マイケル・ジャクソンの伝記映画が2本に分かれる可能性が出てきた。アントワーン・フークア監督による映画『マイケル』は当初、今年の10月3日に公開予定となっていたが、関係者がデッドラインに明かしたところによると、現在ライオンズ・ゲートとユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルがこの企画を2部作にする検討をしているという。
予算1億5500万ドル(約227億円)とされる同作だが、バラエティ誌によると、昨年5月に主要な撮影が終了したものの、現在再撮影に向けてジョン・ローガンによる脚本が修正中だそうだ。
同作はプロデューサーに「ボヘミアン・ラプソディ」のグレアム・キング、マイケル役は実の甥でスクリーンデビューとなるジャファー・ジャクソン、マイケルの両親ジョー、キャサリン・ジャクソン役はコールマン・ドミンゴとニア・ロングがそれぞれ務め、マイケルの弁護士ジョン・ブランカ役にマイルズ・テラーが決定している。
マイケルの父親ジョーを演じるにあたってコールマンは今年初めにバラエティ誌にこう話していた。「ある人物を作っていくことに私は常に興味をそそられる。ジョー・ジャクソンについて、私たちはどんな人間でどのように世界を回ったかに関する考えを持っている。非常に手強い人間だったというね」「でも彼は伝説的なパフォーマーや家族という遺産を作り上げた。その男が誰なのかを私は知りたい」「彼がこの世界で生き抜くためのツール、子供たちに与えたツール、子供たちの育て方、もしくは自身の育ち故のことだったのか、全てを知りたいんだ」「魂を持った、非常に複雑な人間の全体像を作り上げることだった。ジョー・ジャクソンを演じるために、できる限りの力を貸したいと思ったよ」
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