JunIzawa(LITE)、SiMAを迎えた新曲「CODA feat. SiMA」で複雑なリズムと浮遊する音像が織りなす抽象的ポップを展開

LITEのベーシストであるJunIzawaが、ソロ名義の最新シングル「CODA feat. SiMA」を4月16日にリリースした。
ヒューマンビートボクサー・SiMAをボーカルにフィーチャーした今作は、複雑なリズム構造と浮遊感のある音像が交錯する、アブストラクト・ポップの意欲的な作品となっている。
SiMAのクールでタイトな声質の奥底に秘められた静かな熱と、JunIzawaの緻密なリズム構成が融合し、ポジティブとネガティブの狭間を漂うような独特の音世界を描き出している。幾重にも重なる音のレイヤーが生み出す浮遊感は、まるで内面の葛藤を音として可視化したかのようだ。
そのテーマを深化させるミュージックビデオは、映像作家・Yoshiaki Miuraが制作を手掛け、ビデオシンセサイザーを用いて一音一音を映像として表現。楽曲の構造美と感情の起伏を、抽象的かつアブストラクトに具現化している。
音楽と映像の両面から、感情の陰影をポジティブなエネルギーへと昇華させる「CODA」は、終わりと始まりが曖昧に接続するような特異な“読後感”をもたらす。
混沌が希望へと変容していくその過程を、体験してみてほしい。
JunIzawa コメント
まるで出口のない迷路をさまよい、進んでも進んでも抜け出せず、むしろ沈んでいくような感覚は、誰しもが一度は経験したことがあるはず。
そんな中でも這い上がり、大きな壁を崩しながら前へ進もうとする葛藤の中でポジティブな姿勢を見出していく曲。
複数のレイヤーを重ねたややこしいリズムの中、SiMAくんの声を中心にサウンドが広がり、最後にはネガティブなものがポジティブにひっくり返るような、心地よい読後感を意識して作り上げた。
SiMA コメント
JunIzawaさんのビートを聴くと目に見えない景色や感情が伝わってくるので音で内側から感情を沸騰させられていることに気づくんです。
CODAを初めて聴いた時日々の気怠さの中それでも淡々と進んでいく姿が見えてそれを今の自分と重ね合わせてメロディを作りました。
この共作を通して今の時代に手垢のついてない音楽で真剣勝負できることがどれだけ幸せなことかを再確認させていただきました。
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