佐藤優介が「想像力の血」に改名、1stアルバム「物語を終わりにしよう」を配信リリース

佐藤優介が“想像力の血”に改名し、1stアルバム「物語を終わりにしよう」を4月16日に配信リリースした。
カメラ=万年筆としての活動に加え、スカートやKID FRESINO、ムーンライダーズなどのライブサポートで多岐にわたり活躍している鍵盤奏者であり、作曲家・編曲家、プロデューサーの佐藤優介。
昨年11月には、“想像力の血”への改名と1stアルバム「物語を終わりにしよう」のリリース予告をSNS上で発表していた。同年12月には、ムーンライダーズの鈴木慶一をゲストボーカルに迎えた先行配信シングル「Quaggi」をリリースし、音楽愛好家を中心に注目を集めた。
本作「物語を終わりにしよう」では、作詞・作曲・編曲、アコースティックギター、シンセサイザー、ボーカルを自身が担当。
さらに、ボーカルでフィーチャーした岡田紫苑、鈴木慶一、佐藤奈々子をはじめ、イトケン、岡田徹、佐久間裕太、澤部渡、四家卯大、シマダボーイ、シンリズム、Daniel Kwon、西田修大、森達哉といった親交の深いミュージシャンが多数参加している。
愛嬌のあるメロディと壮大なストリングスの波が押し寄せる「◯◯空洞説」を皮切りに、ドリーミーでどこかアンニュイな空気感を纏った「ゴーストタウンの町長さん」、ニューウェイヴを彷彿とさせるシンセサウンドを組み込んだ「ataraxia」が続く。
ゲストボーカルに岡田紫苑、そして故・岡田徹(ムーンライダーズ)が参加した「ふたつのアリア」、サラウンド感溢れるノイズが心地良い「着いてすぐ帰ることを考える観光客」、ホーリーでストレンジなムードが漂う「Ide」も収録。
そして、高速ブラスト・ビートが激しく打ち鳴らされるカオティックナンバー「こんな仕事はこれで終わり」、澤部渡がサックスで参加した「EL TOPO」、幻想的なバラード「そして音楽はつづく」がアルバムのラストを飾る。
先行シングル「Quaggi」に加え、佐藤優介名義でリリースした「反時代ゲーム」「UTOPIA」の別バージョンなど、バラエティ豊かな全12曲が収録されている。
本作は、自身が設立したレーベル「想像力の血」からのリリースとなる。
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