LORAN、ファンハウス時代の全アルバムが配信開始 デビュー35周年を記念し8月にはトリビュートライブも開催決定

昨年急逝したYASS率いるロックバンド「LORAN」のデビュー35周年を記念し、ファンハウス時代にリリースされた全アルバムの配信が4月25日よりスタートした。
広島県出身のロックバンド「LORAN」は、1990年のデビューから1995年までに在籍していたレコード会社“ファンハウス”時代に5枚のアルバムとシングルをリリース。今作では、それらアルバムに収録された全58曲が配信される。
「あたらよ」や「チョーキューメイ」をはじめ、数多くのアーティストのプロデュースや作曲を手掛けてきた才能溢れるヴォーカリストYASSが、昨年5月21日に58歳で逝去してから約11ヶ月。YASS率いる「LORAN」の記念すべき1stアルバム「BODY BLOW」の発売日と同日である本日、オリジナルアルバム全5枚の配信が開始された。
VictoriaのスキーキャンペーンCMソング「明日が輝く場所へ」や、献血キャンペーンソング「もう一度伝えたい」などのスマッシュヒットを放ち、90年代の音楽シーンを駆け抜けたLORANの5年間の軌跡が、今再び蘇る。
さらに、LORANのメンバーであるHITOSHI、TOMI、NAOの3人をホストに迎え、彼らと親交の深いバンドやアーティスト数組が出演するオムニバス・ライブが、8月31日に東京・下北沢440(four forty)にて開催されることが決定した。
また、YASSの誕生日である9月2日には、生誕60年を記念した特別な企画も進行中とのこと。詳細はオフィシャルSNSで随時発表される予定だ。
加えて、YASSが生前に遺した未発表ソロ音源のリリースも計画されている。
LORANメンバーコメント
TOMI(ベース・コーラス)
「広島の己斐のスタジオフィッツでのリハーサルから、LORANは、始まりました。用賀のスタジオプラスワンで、曲を作り、新宿のテイクワンスタジオで、1 st Album「BODY BLOW」になりました。ファンハウス在籍時全アルバム配信開始感慨深いです。」
NAO(ドラム・コーラス)
「1990年3月25日、下高井戸にあったレコード屋にシングルCD「相棒」を買いに行き、残った「相棒」を最前列に出しておいた。あの日から35年遂に配信デビュー!安物のワインで乾杯しよう。」
HITOSHI(ギター・コーラス)
「あれから一年近く経つけど、今でもYASSがいないっていう喪失感で思考が停止したりすることがある。ずっと応援してくれている皆もそんなことあるんじゃないかな?この遠い日の思い出がいっぱい詰まった曲達が、少しでも皆の心の糧になるといいな。」
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