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石坂敬一氏が藍綬褒章を受章

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平成21年度の秋の褒章において、社団法人日本レコード協会の石坂敬一会長が藍綬褒章を受章することになった。

石坂会長は、昭和43年東芝音楽工業(現・EMIミュージック・ジャパン)に入社以来、日本のレコード産業の発展に数多くの功績を残し、同協会の役員としては平成11年4月に理事に就任、翌年4月から7年3ヶ月の間副会長を務めた後、平成19年7月から会長に就任し、日本の音楽文化の発展に尽力した。

特に、会長就任以降は、日本音楽の欧米やアジア諸国への積極的なライセンス促進を図るとともに、日本の伝統文化保存の観点から大正・昭和初期のSP盤レコードの保存と公開を積極的に推進。さらに、インターネットでの適正な音楽の利用を促進するため、若年層等に対する著作権教育と著作権意識の啓発にも大きな力を入れている。

このように、同人の長年にわたる日本の音楽文化の発展と産業振興への功績が今回の受章に繋がったものと思われている。

石坂会長コメント
このたびは褒章受賞の栄に浴し、大変光栄に存じます。
音楽ビジネスの世界に足を踏み入れ早四十余年。この間、日本の創造的音楽家の作品群を普及させる活動に携わることができ、且つ海外の素晴らしい音楽を日本の皆様に広くお伝えさせていただきました。また日本で生み出された豊かな音楽文化を諸外国へ紹介する一翼を担えましたことは大変幸せに思います。
音楽をはじめとする文化産業はその国の国力を図るバロメーターでもあり、「音楽」を日本が世界に誇るコンテンツと捉え、政府をはじめとする関係者の支援を得ながら、さらに世界に輸出していきたいものです。
 


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