ラジオ局13局がネット配信実用化へ~15日から試験配信を開始
IPサイマルラジオ協議会は、インターネットストリーミング配信でパソコンからラジオを聞くことができる「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」の試験配信を3月15日(予定)より配信サイト「radiko.jp」で開始する。
今回の試験配信は、独自コンテンツ、エリア制限なしという通常のインターネットラジオサービスとは異なり、関東の民放ラジオ7局、関西の民放ラジオ6局の地上波ラジオ放送をCMも含め、そのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信するサイマルサービスで行われる。
これにより、高層建築、モーターなど雑音源の増加によるラジオの聴取環境の悪化を解消するとともに、簡単にラジオ番組を聴取できる環境を整えることでリスナーの増加を狙う。
「IPサイマルラジオ」は、15日(予定)に試験配信を開始し、半年後を目途に実用化を目指す。
▼radiko.jp
→ http://radiko.jp
●配信地域及び放送局
《関東地区》
配信地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
放送局:TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI 、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE
《関西地区》
配信地域:大阪府、京都府、兵庫県、奈良県
放送局:朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA
【関連記事】
○iPhone向けラジオプラットフォームの提供を開始
○「mora」「mora win」が、TOKYO FMのインターネットラジオ「Magic 702」との連携を開始
関連リンク
関連リンクはありません