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P2Pを悪用した違法配信者に懲役2年執行猶予3年の判決

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東京地方裁判所は、ファイル共有ソフトを悪用して権利者に無断で音楽ファイルを送信可能な状態にしていたとして、昨年11月30日に警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと築地署に逮捕された男性(長野県長野市在住・48歳会社員)に対し、懲役2年・執行猶予3年の判決を下した。

この男性はファイル共有ソフト「Share」を利用して権利者に無断で音源ファイルのアップロードを行い不特定多数がダウンロードできる状態にしていたもの。

警視庁の調べによると、この男性は「オリコン2009・ベスト50」などと題したファイルを「Share」上に公開しており、平成19年4月から約13,000曲をアップロードしていた。

東京地方裁判所は男性が不法に入手した音楽ファイルを常習的に違法アップロードしていた事実を認定し、今回の判決を下した。
 


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